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1,はじめに。

僕はエンジニアへの道を諦めました。

理由は開発エンジニアを目指すために遠回りし過ぎたこと、スキルセットや飛び交う用語に対して貪欲になり学び続ける事が苦痛でした。

どれだけ諦めない気持ちが強くても向き不向きはあるなって今は思います。

でも、エンジニアを目指した事自体は悪くなかったです。僕はエンジニアにはなれなかったけれど現役エンジニアの友人が何人も出来ました。

後、良い意味で業界のどん底環境と最前線を走っている環境の両方を経験出来た事が今の僕のマインドセットを作っていると思います。

2,どん底の現場と最前線を走る現場

どん底の現場は24h365dのサーバーの死活監視業務でした。コロナウイルスが大流行して緊急事態宣言の中、毎日現場に出社。当時はワクチンも無かったので生きるか死ぬかの2択でした。24h365dの現場がインフラと言うジャンルにおいて必要不可欠だと分かっていても、僕の居た現場の環境は酷かったです。

通常の日勤・夜勤のシステムって周期事に日勤と夜勤を交代して体に負担がかかり過ぎないよう調整するのですが、僕の勤務していた大手事業所は日勤と夜勤を1日おきに交代する悪魔みたいな働き方でした。その上シフト制なのにも関わらずチームリーダーがタスク管理を出来ていなかったのもあり、勤務時間を過ぎても引継ぎが出来ない程激務な日もあって後半の稼働時間は毎月200hを超えていました。
おまけに人間関係も最悪だったので思えば僕が鬱病になったのはその現場が原因だと思います。
ちなみに同期で入った4人は僕が辞める頃にはもう居ませんでした笑

対して最前線を走る会社は倍率40倍の小さなネットワークとセキュリティの会社です。ハードウェアのスペシャリスト、ネットワークのスペシャリスト、開発あがりのトップセールスマンの3人のおじいちゃんが居て社長は海外でも名の知れた有名人で元ネットワークエンジニアです。僕は技術力では無く、語学(英語)で採用されたのですが、半年弱で体壊してメンタルが壊れるまで毎日必死で働きました。取引先がベンダーだったこと、僕が営業支援エンジニアとして採用された事もあり、とにかくスピードと正確が命の現場でした。結果はほとんど出せなかったけれど日本の2年3年先を見据えて働く環境は凄く刺激で本当に貴重な経験でした。

3,成功者や現役エンジニアが良く口にすること

『本当にエンジニアになりたいなら派遣型より常駐型を選ぶべき』

『ジョブホッパーは駆け出しエンジニアには向いてない』

情報収集してたらよく耳にする言葉だと思います。僕も有識者の動画や記事をよく読んでいたので実際頭では分かっていたのですが、結局最後まで成功者の言葉を信じる事が出来ませんでした。成功者の言葉って何処か自分と住んでる世界が違って見えて、『彼らは成功したからそう言える』って思って敢えて茨の道を突き進めた結果、エンジニアとしての結果はほとんど残せず諦める事になりました。

ただ、後悔はしてません。

『プログラムと同じように人生もまたトライアンドエラーの連続』

1度でもプログラムを書いた経験があれば聞いた事あると思います。

僕はエンジニアを目指したからこそ常に思考し続けるマインドを手に入れました。

4,仕事を辞めて1年療養に充てた理由

やっとの思いで手に入れた環境。もし、まだネットワークとセキュリティのエンジニアとして働けていたら開発エンジニアにはなれなくても、優秀なエンジニアになれていたと思います。しかし、現場が決まった時点で僕の精神と体は限界を迎えていました。正直見栄張って無理し過ぎたんです。何処かで鬱病と体の不調を理由に離職する事は逃げだと、恥だと思ってました。ただ、あの時辞めなかったから確実に自殺してました。辞める2週間前は毎朝泣いてから出勤。ふらつきながら朝御飯は栄養ドリンクとコンビニのサンドイッチを胃に流し込んで始業から終電ギリギリまで上司に罵倒されながら働いていました。何度かホームから飛び降りようとしてみたり、自宅で自分の首を絞めたりしました。最終的に勇気を出して職場に行き、社長に直接退職したい旨を伝えて仕事を辞めた事は今でも後悔してません。

5,復職した今の環境

復職後は派遣でとある製造業の情報システム部門で会社のパソコンの運用管理やユーザー対応したり、合間でマニュアルの改修作業やたまにCopilot使ってマクロ組んだり、ローコード触ったりと何でも屋みたいな事をしてます。所謂ロースキルな現場ですが、僕は今の働き方に満足してます。

何故なら脳死で業務をこなして居ないから。

常に思考して自分のタスク管理を意識しつつ自分の仕事量に対してキャパが追いついているか、1週間、2週間先を見据えたスケジュールをざっくり立てながら仕事しているのでコミニュケーションエラーで悩む事はあっても業務そのものに辛いと感じる事は一切無いです。幸い上司との相性も良く、現場の人も良い人ばかりです。現場ガチャでやっと当たりを引いた気分です。人間関係だけでここまで仕事がしやすくなるとは思ってなかったので正直驚いてます。

半年後に正社員採用を目標に全力で仕事に取り込んでいますが、ここの現場が1番良いとは思ってません。もっと良い条件があれば派遣先を変えることも視野に入れています。ただ、5年以内に何処かの会社で正社員として常駐勤務して安定したいと思っています。

6,ここまで読んでくれた方へ。

ここまで読んで下さった方々本当にありがとうございます。せっかく読んで頂いたのにこれで終わりだとただの経験談かよ…になるのでここからは少しマジメな話をします。

もし、僕の経験談を聞いた上でエンジニアになりたい、或いは現役エンジニアだけど、今の環境変えたい。そんな想いがあったら僕と友達になってくれませんか?

『何を言ってるんだコイツは…』
『マジメな話じゃないの?』
と思うかも知れません。

簡単に言うと僕を通して紹介できる会社と学べる環境があります。ただ、誰でも良い訳では無くて信頼できる僕からの紹介じゃないと先方が了承してくれないって話なんです。僕に対して払うお金は一切ありません。僕に払うくらいなら勉強代や交通費に宛てて下さい。

未経験者と経験者でそれぞれ条件を設けます。
該当する方で興味ある方はXでDMして下さい。

未経験者の方

・学生或いはフリーターの方
・時間に余裕がある方
・学生証又は身分証明書を所持してる方
→大学生・専門学生の方は学校名教えてください。
・学ぶ意欲がある方
・将来IT業界で頑張りたい方

経験者の方
・今の現場に不満がある方
・スキルはあるが会社とマッチしてない方
・この先のキャリアに不安がある方
・転職しても現状に満足せず学び続けられる方

最後に僕の経歴を貼って終わります。
ありがとうございました。

簡単な経歴

大学卒業
Sier企業に就職(Java開発)
3ヶ月で退職
Ses企業に転職(インフラ)サーバーの死活監視
→24h365dの鬼ブラックなとこ
自社の人事課に移動
→1年4ヶ月で退職
Ses企業(ベンチャー)に転職
→現場は3社経験 2年弱働いて退職
3社目の会社(ネットワークとセキュリティ)
へ転職
数ヶ月後に鬱病+体壊して退職
1年療養
仕事復帰
SeS企業に転職
→製造業の情報システム部門に所属

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