問題発生の背景
WebArena SuiteX V2のサービスで、レンタルサーバーでホームページを作成しようと奮起していた。
しかし、画像のアップロードがうまくいかない。
「一時フォルダーが見つかりません」というエラーを吐いていた。
アップロード制限となるメモリーの上限は超えていない。
このエラーに対して色々と調べて解決にまで至ったので、まとめる。
「一時フォルダーが見つかりません」の対処
解決までに試した行動は以下の4つである。
どれも問題解決するサイトに記載されていたものである。
もし同様のエラーが起きていたときには、このいずれかの手段で解決できるかもしれない。
- 再ログイン
- サーバーの容量を確認
- wp-config.phpの設定見直し
- php.iniの追加編集
まずは、基本中の基本ログインし直したらうまくいく。
だが、これでは解決しなかった。
二つ目のサーバーの容量を確認。
レンタルサーバーを契約しているが、容量300GBに対して、使用容量70MB。
どう考えても、これが原因ではない。
三つ目の方法。
wp-config.phpファイルに下記を追記する。
define('WP_TEMP_DIR', dirname(__FILE__) . '/wp-content/temp/');
wp-contentフォルダ直下にtempフォルダを作成する。
だが、これで解決には至らなかった。
参考にした英語サイトを以下に示す。
そして最後。
php.iniファイルに下記を追記。
upload_tmp_dir = /tmp
これでうまくいった。
参考サイトを以下に示す。
追記
上記の作業で問題解決したところ以外の変更した所を元に戻すと、プラグインがインストールされないなどの問題が発生。
tempフォルダを削除することが要因となるため、削除しないようにする。(同手順で記入したコードも変更しないこと)
以下には、それ以降でやる必要あることを記入する。
- 仮HPの公開用URLを設定する(www.example.comみたいに)
- DNSサーバーにTXTレコーダを設定できるようにする(Googleインデックスに登録される)
→ Google Search ConsoleでURLをインデックスするためには、DNSサーバーを外部から借りるかDNSアウトソーシングが必要のようだ。 - SSLを取得して、httpsで表示されるようにする
参考記事
* https://web.arena.ne.jp/suitex/spec/index.html#fdomindns
* Webサービスの標準搭載を確認。DNS設定が標準機能内であるのか、そうでなければ追加料金でサービスを利用しなければならない。
* WebArena SuiteX V2は標準搭載機能ではDNS設定が行えないため、ブラウザからサイトが検索することはない。その際、月額500円ほどのDNSアウトソーシングを用いることでできるらしいが、ちょっと高い。GMOのサイトなら月額110円程度で他社ドメインでもDNS設定が行えるらしい。
- WordPressでGoogle Search Consoleに登録する方法