目次
- 機器間コネクタ
- 基板で利用するコネクタ
機器間コネクタ
とあるターゲットと、それを制御するマイコン側との接続のコネクタを探したが、なかなか丈夫なやつが見つからない。内部配線用では、堅牢性が足りずすぐだめになりそうだし、業務用では大きすぎたりする。
適切な使い方ではないが、USB Type-Cを使うことにした。秋月電子で購入したreceptacleのbreakoutで、これならリバーシブルで利用できるので接続も簡単である。すべてのピンが利用できるわけではない。マイコンなしでリバーシブル接続できるわけではなくて、その前の段階の接続でリバーシブルになるところのみ利用できるもの。2018年4月で350円だった。まだUSB Type-C関連は高い。
秋月電子 USB Type-CコネクタDIP化キット(シンプル版)
基板で利用するコネクタ
ブレッドボードの信頼性が低いというか、実用で使おうとするとすぐ抜けたりするので
基本的に全部半田付けすることにした。でも、取り外したい部分があるのでコネクタにしたい。
何が一番いいか調べてみる。
XHコネクタ
秋月電子でXHコネクタをいくつか買って試したところ、丈夫で良好なので整理しておく。
種類 | 特徴 | ピッチ |
---|---|---|
XHコネクタ | メーカーサイト | 2.5mm |
PHコネクタ | メーカーサイト | 2.0mm |
VHコネクタ | メーカーサイト | 3.96mm |
ZHコネクタ | メーカーサイト | 1.5mm |
SHコネクタ | メーカーサイト | 1.0mm |
pitchを見ると、universal 基板では、2.5mmピッチのXHコネクタが良さそうだ。5ピンまでなら2.54pitchに入りやすく、6ピンになるとぎりぎりで一度刺したらぬけなくなるレベルとなるのでPCBの穴を大きめにする必要がある。
XHコネクタセット
秋月電子で単体で買うよりは、ebayのセットが安いのだが本物だろうか...プロトタイプなのでとりあえずebayでセットの商品をオーダーした。純正品のreceptacleとeBayの格安セットの接続は問題なかった。
XHコネクタ用のツール
金属とwireをかしめるためのツールは ENGINEER PA-21 を利用した。
1.6mmを利用しないと、サイズが大きくなってしまって、ハウジングに収まらなくなるので注意。
XHケーブル
ebay.comなどでXHのpin数に応じて、配線済みのケーブルが発売されている。
手間が省けて効率がよいし、信頼性もあるようなので、2pin, 3pin, 4pin, 5pinのケーブルを発注して使うようにした。
最近は amazon.co.jp でも入手できる。
ZH コネクタ
XHはじょうぶで取り扱いが楽だが厚みが6mm程度あり、薄く作りたい部分には向いていない。そこでZHコネクタを試してみた。高さは抑えられるが挿抜はきつくて少しやりにくい。
履歴
2021/12/04 ZH コネクタ情報を追加した