車椅子で行ける施設を共有しよう!
今回は、Wheelmapプロジェクトを紹介したいと思います。
車椅子マップはいくつかありますが、Wheelmapは以下の特徴があります。
そして、これらの特徴は、非常に重要な要素であると私は考えています。
- 全世界に対応していること
- 誰でも簡単に情報提供できること
- オープンデータで公開されること
それでは、それぞれの特徴について説明していきたいと思います。
全世界に対応していること
様々なバリアフリーマップはありますが、それらを作っている団体も様々です。
場所によってはバリアフリーマップが充実したり、逆に全く無かったりします。
団体によって活動する場所が変わるので、全世界に対応するのは難しい所です。
Wheelmapプロジェクトはお店や施設情報をOpenStreetMapから取得するので
全世界に対応しています。団体が活動してなくても情報を得られるのは便利。
誰でも簡単に情報提供できること
お店や施設に車椅子で行けるかの情報があるのが一番良いのですが、そうでは
無い施設やお店もあります。その時は、その情報をWheelmapに提供しよう!
こんな感じで情報提供が出来ます。車椅子ユーザーで無くても貢献できます!
オープンデータで公開されること
施設やお店の情報はオープンデータとして公開されています。
オープンデータで公開されているということは、このデータを使ってもっと
便利な車椅子マップを誰でも開発することが出来るということです。
正直言ってWheelmap.orgサイトは日本人には少し使いづらいと思います。
地図もあまり美しくないしね(かなり古いOpenStreetMapデータみたい)。
それでも普通に使うことは出来るし、情報提供も出来ます。
そして、そのデータはオープンデータとして公開しており、世界中の様々な
地図やサービスで利用されています。なので、Wheelmapに情報提供すると
他のマップにも反映されるという、好循環が始まっていきます。
とにかく使ってみよう!
もちろんスマホ対応なので、まずは開いて近くにあるお店や施設が車椅子に
対応しているか情報提供してみませんか?そして、車椅子ユーザーのかたは
ブラウザのブックマークに入れて、ぜひ使ってみてください。
参考情報
- Wheelmap.org - 車椅子で行ける場所を見つけよう
- Wheelmap.org - Wikipedia
-
OpenStreetMap
- バリアフリーも含めて様々な情報をオープンデータで公開しています。
- Wheelmapに提供した情報は、OpenStreetMapに自動的に反映されます。