マッピングパーティー用の地図とは
- マッピングパーティーで現地調査する際、現地で見つけたものをメモするための地図です。
- 「マッピングパーティーする=地図が描いていない場所」なので見た目は拘らなくてOK。
- マッピングパーティー後に「まち歩きマップメーカー」などで綺麗な地図を作ってみよう。
地図の縮尺に気をつけよう
- 「地図の縮尺」には気をつけよう。あまり広域で地図を作ったら場所を特定出来なくなる。
- 寺社仏閣など、数m間隔で記念碑や案内板などが設置されている場合、縮尺1/400がおすすめ。
- 逆に、数十m間隔でまばらに地物がある場合、縮尺はもっと大きくしても良い(1/1000など)
マッピング対象が複数ある場合
- マッピングパーティーの場所が数か所あるなら、場所毎に地図を分けて作るのがおすすめ。
- 例えば、商店街とお寺をマッピングする場合、商店街とお寺の地図で2枚分けて作る。
- 複数箇所をマッピングする場合、1枚目に広域地図を追加するのも良い(全体が分かる)
地図画像をダウンロードする
- 地図画像は当然のことだけど、OpenStreetMapから範囲を指定してダウンロード。
- 以下の通り、画面右側の下から3番目のアイコンを押すと範囲と縮尺を指定出来る。
- 画像を使う時は「© OpenStreetMap contributors」と隅に書いておくこと(重要)。
LibreOfficeで地図を作って印刷する
- 私はLibreOffice ImpressでA4縦のサイズ指定をした上でスライドを複数枚作っている。
- マッピング場所(複数)と表紙(全体の広域地図)で4~5枚で印刷することが多い。
- 広域地図を1枚目に載せる場合は、カラー印刷がおすすめ。
- カラーは分かりやすいのと、成果発表の時に編集前後の違いを比較しやすいので。
- 現地調査時にメモするための2枚目以降の地図はグレースケール画像に変換すること。
- メモする時は赤ボールペンで書くと分かりやすい。カラーだとメモが見難くなる。
- 別にPowerPointでも出来ますが、LibreOfficeならWindows以外でも作業出来るので便利。
- あと、Impressならサイドウィンドウからぱぱっと色モードが変更出来るので便利。
印刷前の最終確認
- 地図の隅に「© OpenStreetMap contributors」と書いているか確認すること。
- 複数地図を印刷する場合、最後にコピーライト表記をまとめて記載しても良い。
- 地図にマッピング対象の名称を書いておく(何ページからと説明しやすくなるため)。
- 地図の隅に縮尺(1/400や1/800など)を書いておくと、少しは伝わりやすいかも。
そういった訳で
- マッピングパーティー用の地図をLibreOfficeで作る方法を説明させて頂きました。
- 現地調査する時、特に初心者が何処に困るか考えて、工夫が出来るといいですね。
- マッピングに慣れると地図が無くても良くなるけど、初心者にはハードルが高い。
- みなさんの地域でもマッピングパーティーが開かれますように。