はじめに
僕は,全国各地で開催される技術カンファレンスに参加するときに,基本的にホテルなどの寝床を確保せずに現地に向かいます.
この記事では,その理由についてお話しします.
きっかけ
この記事を書こうと思ったきっかけは,2024年2月10日に開催された,YAPC::Hiroshimaにて,いつものように宿を取らずに現地入りしたところいろんな人に心配されてしまい,申し訳なく思ったというか,弁明というか,なんというかという気持ちになったことです.ちなみに,今この記事を書いているのは,YAPCのアフターイベントの会場近くのカラオケボックスです.現在時刻AM2:37.深夜テンションでお送りします.
なぜ宿を取らないのか
結論
当たり前を再認識したいから
宿を予約するのがめんどくさいから
前提
僕に計画性がないわけではありません(いや無計画です そんなことない)
お金にものすごく困ってて宿が"取れない"わけではありません
ホームレスに憧れてるわけではありません
理由
僕が宿を取らない理由はズバリ,当たり前を再認識したいからです.
僕は旅行が好きです.なぜなら,初めて行った場所では普段は意識してみないような自然や建物,風景もものすごく新鮮に見えて刺激的に感じることができるし,それにより日々の生活の中でも身近に潜む魅力を再発見できるからです.
だとしたら,夜にホテルに泊まってウロウロしないのは勿体なくないですか?
夜にしか見えない景色や,感じ取れない雰囲気がきっとあるはずです.もしかしたら,それは危険な雰囲気かもしれません.安全な場所に移動したいと思うかもしれません.でも,その感情は実際にそういう場面に遭遇しないと味わえないものです.その経験は将来の自分にとって糧となる.
そうは思いませんか?
想像してみてください.
土地勘のない場所にいきなり放り出されて,特に何も準備ないけど無事に夜を明かしてください.と言われたら.
最高にワクワクしませんか?
安全な場所はどこか,何をして過ごすか,寝ても大丈夫か,考えなければならないことはたくさんあります.
慣れない土地で想定外のことも起こるでしょう.その土地独自の暗黙のルールを破ってしまうかもしれません.
無事に朝を迎えるためにあらゆる事態を想定して思考を巡らせる.
大変かもしれませんが,それもまた日常では体験できないことのはずです.
実績
僕の今までの実績を簡単にではありますが,紹介させていただきたいと思います.
1Day インターン
これは技術カンファレンスではありませんが,東京にインターンに行った時のことです.
あれは7月の暑い日のことでした.
次の日横浜に用事があった僕はインターン終了後とりあえず横浜に行きます.
とりあえず,家系ラーメン食べました(美味しかった)
とりあえず,赤煉瓦倉庫に行ったことがなかったので,行きました
とりあえず,夜遅かったので寝ました(野宿.ちゃんとベンチで寝ました)
眩しくて目が覚めました.
どうやら,無事朝がきたようです
CLEAR!!
PIXIV MEETUP 2023
9月末サークルのOBに招待いただきPIXIV MEETUP 2023に参加した時のことです.
イベント終了後もmeetupで知り合った人とカラオケに行きました.楽しかったです
カラオケ後,知り合った人とは別れて先輩と2人になりました
先輩が歌舞伎町周辺にホテルとってたので,とりあえず,ついていきました.
先輩と別れました.
とりあえず,夜の歌舞伎町の観光をしました.
キャッチとか,なぜか立ってる女の人とかいっぱいいて面白かったです
TOHOシネマズを中心に5周くらいしました.
流石に気まずくなりました.
とりあえず,コメダに行きました.
ミックスジュース美味しかったです.90分くらい滞在しました.
とりあえず,駅に行きました.
終電逃したんだろうなぁって人がいっぱいいました.
とりあえず,それに混ざりました.
空が明るくなってきました.
駅のシャッターが開きました.
どうやら始発の時間のようです
山手線に乗って脱出しました.
CLEAR!!
Go Conference mini 2023 Winter IN KYOTO
Go Conference miniに当日スタッフとして参加した時のことです.
あれは12月のクソ寒ぃ日のことでした.
冬場は,屋外で夜を明かすのは普通に生命の危機を感じるので,いい感じに夜を越せそうな場所を探します.
(僕は基本上着は着ずに薄着なので,流石に寒さが堪える)
ネカフェを見つけました
CLEAR!!
おわりに
イベントで遠征する場合,宿は確保しておいた方がいいです.
慣れない土地だと,どういう危険があるかわからないし,何かしらの事件や犯罪に巻き込まれるかもしれません.
今晩の宿ないっていうと周りの人に無駄に心配をかけてしまうかもしれません
...それでも,人生に1回くらいはこういう経験をしてみてもいいんじゃないかなとも思います.
普段の生活がいかに平和なものか,雨風凌げることがいかに大切か,ベッドがあることがいかに嬉しいか,きっと再認識することができるはずです.
当たり前にそこにあるものの重要性がわかるはずです.
頭のおかしい人が何か言ってる,そう受け流して頂いても結構です.
どうぞ,ふかふかのホテルのベッドで安眠してください.
僕はそろそろ二日酔いがキツくなってきました(アフターイベントで飲みすぎた)
それではまた,どこかの技術カンファレンスでお会いしましょう!