前書き
最近はリモートでお仕事をすることが多くなってきましたよね。
私もリモートで色々な作業をすることが多く、SSHを頻繁に利用しています。
TeraTermやiTermなど様々なSSHクライアントがある中、Linuxであればコンソール、
MacであればTerminalを使ってSSH接続をするのが好みですかね...
ということでここではSSH接続の方法と便利な使い方について紹介します。
1. Macの方
MacにはあらかじめTerminalにsshが用意されているので、特にインストールなどは必要ありません。
ssh接続する際は、以下のように実行します。
$ ssh (接続するユーザー名)@(接続先ホスト名or接続先IP)
$ ssh user@192.168.100.10
パスワードを入力したら、接続完了です。
2. Linux(Ubuntuなど)の方
LinuxにはSSHがあらかじめ用意されていない可能性があります。
その場合は以下の手順でSSHをインストールしましょう。
$ sudo apt update && sudo apt -y install ssh
sudo : 管理者権限で実行する
apt update : パッケージのアップデート
インストールが完了したら、SSHの実行です。方法はMacの方と同様に実行してOKです。
3. configについて
sshをインストールしたにホームディレクトリに「.ssh」というディレクトリが生成されているはずです。
.sshディレクトリが見当たらない場合は、以下の方法で.sshディレクトリを生成してください。
$ cd /*ホームディレクトリに移動*/
$ ssh-keygen /*sudo はつけない*/
Generating public/private rsa key pair.
Enter file in which to save the key (/home/hoge/.ssh/id_rsa): /*何も入力せずにEnter*/
Created directory '/home/hoge/.ssh'.
Enter passphrase (empty for no passphrase): /*何も入力せずにEnter*/
Enter same passphrase again: /*何も入力せずにEnter*/
Your identification has been saved in /home/hoge/.ssh/id_rsa
Your public key has been saved in /home/hoge/.ssh/id_rsa.pub
The key fingerprint is:
***************************************
The key's randomart image is:
***************************************
ホームディレクトリに「.ssh」というフォルダが生成されたら、.sshディレクトリ内にconfigというファイルを作って、エイリアスを作成していきます。
$ cd .ssh
$ touch config
$ chmod 755 config
$ vi config
configファイルをテキストエディタで開いたら、以下のように記述します。
Host work <- work : 接続するときに入力する名前
Hostname 192.168.100.1 <- 192.168.100.1 : 接続先ホスト
User hoge <- hoge : 接続するユーザー名
これでconfigファイルの記述は終わりです。
実際に接続する際は、以下のように実行しましょう。
$ ssh work <- 'work'はconfigで指定した名前
sshの使い方は以上です。ぜひこの機会にsshを利用してみてください!