ThoughtSpot Japan コミュニティ Meet-up in Osakaとは
関西地域のThoughtSpotユーザーや潜在的なユーザーの皆様が集まり、コミュニティの活性化とユーザー満足度の向上を目指します。
参加者の皆様が積極的に議論やQ&Aに参加できるインタラクティブな場です。
カジュアルな雰囲気の中で、学びや意見交換、そしてThoughtSpotコミュニティ内の有意義な交流ができます。
ThoughtSpot自体を知りたい方はこちら
最近、ThoughtSpot Japan コミュニティの名前が「SPOTLiGHT」に決まったこともあり、会場案内の看板には「SPOTLiGHT」が記載されていました。
*本記事は12/05に大阪のMOTEXホール(MOTEX新大阪ビル)で開催された
ThoughtSpot Japan コミュニティ Meet-up in Osaka の感想記事です。
製品/会社の最新情報 ThoughtSpot Inc.CDO Sumeet Arora
Gartner 2024 MQ for Analytics and BI Platformsで、ThoughtSpotがLeaderの評価を獲得したことを紹介していました。
Roadmapに関しても言及していて、AI機能の「Sage」が後述する「Spotter」に名称・機能変更することも発表されていました。
「Spotter」と「Sage」は、両者とも自然言語で質問した内容からBI画面を出力するところは変わりませんが、後者は単一の質問に対する回答だけなのに対して、前者はループして繰り返し対話しながらBI画面などの洞察を出力してくれるみたいです!
「Spotter」に関するBlog記事はこちら
ThoughtSpotはAI活用BIツールだけではなく、包括的なデータ分析プラットフォームになっていくみたいなビジョンが伝わってきました!他社のAI活用BIツールとの差別化点についても言及されていて勉強になりました!
最新の製品デモンストレーション ThoughtSpot Japan Mashi Yam
以下の機能やアップデートについてのデモンストレーションがありました。
- keywordの多言語対応
以下の制約が解除されて、ロケールを日本に設定している場合でも英語のkeywordが使用できる
一度に使用できるキーワードのセットは 1 つだけです。ロケールを日本語に設定した場合、使用できるのは日本語のキーワードのみです。英語のキーワードや他の言語も使用できません。ThoughtSpot では、Liveboard、SpotIQ などのブランド用語は翻訳されません。
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列名の多言語対応
google スプレッドシートなどを使った列名の多言語対応が可能になる -
Analyst Studio
SQL、Python、Rがかけるエディタでデータ加工ができる。
接続したDWHに合わせたSQLをAI Assistが生成してくれたり、
Python使ってAPI経由でデータ拾ってきてThoughtSpot上で使えるようにできる。これめっちゃ凄いと思う。
「Analyst Studio」に関するドキュメントはこちら
ユーザー事例 エムオーテックス株式会社 管理本部 BX推進部 芝田 沙織 様
「全社展開への挑戦:ThoughtSpot普及と社内教育のステップ」
サイバーセキュリティのプロダクト・サービス「LANSCOPE」を展開するエムオーテックス株式会社で、全社・全部署が使うBIツールとしてThoughtSpotを普及させたお話を聞けました!
業務でデータ分析基盤構築をお手伝いする機会が多い弊社でも、せっかく作ったBI画面・ダッシュボードが使われていないというケースは聞くことがあります。MAUをKPIとして色々な施策を実施するPDCAのプロセスは、勉強になりました。
特に、ThoughtSpotの使用方法の手引きがまとまっているボードのお気に入り登録を、全社に向けてお願いするという取り組みは、450名以上の従業員規模でMAU360人を達成した結果も相まって、素晴らしいと感じました!
まとめ
めっちゃわくわくするコミュニティイベントでした!
個人的に「Analyst Studio」の機能追加がアツいと思いました!
やれることの幅が凄く広がった分、技術的な難易度も上がるので、データ分析基盤構築支援の需要も増えそうなアップデートだと思っています!
次回以降の「SPOTLiGHT」のコミュニティイベントにも、積極的に参加&協力していきたいと思っています!