GitHubリポジトリのWikiをローカルにSSHでクローンする
GitHubのWikiはプロジェクトのドキュメントや情報を共有するのに便利なツールです。
通常Webブラウザ上で編集しますが、ローカルにクローンすることでオフラインでの編集やバージョン管理が可能になります。
公式の手順は以下に記載されています。
ローカルでウィキページを追加または編集する
https://help.github.com/articles/adding-and-editing-wiki-pages-locally/
この手順ではHTTPSを使用しています。ただ、ほとんどの場合SSHでクローンした方が便利だと思うのでその手順をまとめました。(手順というほどのものではありませんが)
手順
Wikiページの右側にある「Clone this wiki locally」セクションではHTTPSのURLが表示されます。SSHにするにはSSHのURLが必要です。SSHのURLは構築する必要があります。それ以外は通常のリポジトリと同じです。
1. WikiのSSHのURLを構築する
URLは次のような形式です。
git@github.com:ユーザー名(org名)/リポジトリ名.wiki.git
です。リポジトリ自体のSSHクローンURLの末尾の.git
を.wiki.git
に変えるだけです。
例えば https://github.com/yt-dlp/yt-dlp/wiki
の場合、SSHのURLは git@github.com:yt-dlp/yt-dlp.wiki.git
です。
2. ローカルにクローンする
ターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。
git clone git@github.com:ユーザー名(org名)/リポジトリ名.wiki.git
github.com にアクセスするためのSSH鍵が設定されていればクローンできます。
あとの手順は通常のリポジトリと同じです。
まとめ
GitHubのWikiをローカルにクローンすることで、より柔軟な編集や管理が可能になります。
SSHを使用することで、より便利にリポジトリにアクセスし、変更をプッシュできます。ぜひ活用してみてください。