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Life is Tech !Advent Calendar 2018

Day 22

ゲーム分析とUnityへの実装を探る

Last updated at Posted at 2018-12-21

はじめに

みなさんこんにちは。
今日でなんとAdvent Calendarが22日目ということ残り少なくなってきましたね。
関東Unityメンターのじゅんじゅんです。
普段からゲームを作ったり、ゲームの企画を重点的に考えていたりしています。

今日の記事について

今日は普段頭で考えている、
「ゲーム企画・分析についてと分析した結果どのようなサイトを見れば実装できそうなのか」 ということを書いていきます。
これをみて、ゲームを作っていくヒントや新たな視点になってくれればと嬉しいです。

どう分析していくか

実際リリースされているゲームを大きく2つに分けて、それらに当てはめてどこが面白いのか?どこをユーザーがついついやっちゃってしまうのかというのを分析していこうと思います。

【ゲームを構築する2つの要素】

  • ゲームシステム・・・一番メインで遊んでもらいたいのかというゲームの軸の分析
  • ゲームサイクル・・・どこを一番ユーザーに遊んでもらいそのサイクルが面白いかどうかの分析

他に沢山ありますが、今回はこの2つに実際落とし込んで分析していきます。
もし、それ以外になにか書きたいことがあれば書いていこうと思います。

【ゲーム】ポケモンGO

今回はポケモンGOをもとにゲームを分析していきます。

ゲームシステム

スライド1.JPG

実際にフリックしてなにか得るというのがうまく出来ており、そこにゲームプレイの上手下手が出るようなゲームシステムになっている。
例えば、

  • きのみを与えてポケモンを捕まえやすくしたり、
  • モンスターボールを回転させることでカーブボール投げられるようになっていたり、
  • うまく当てられるとGreatなどの評価を得られ捕まえやすくするなど

操作はたったのスワイプだけですが、スワイプしているだけで何故か楽しいという状況を作り出すことが出来ている。
私はゲームのなかでユーザーが一番多くするアクション自体(今回だとフリック操作)が気持ちよくかつ面白くかつプレイヤーの操作によって上手下手が出るような仕組みが出来ているゲームは好きなので企画する時はそこを重要視している。

ゲームサイクル

スライド2.JPG

ポケモンGOというゲームはポケモンを捕まえるためにゲームのサイクルが回っているといっても過言ではない。

① ポケモンを捕まえるとレイド戦に行けるようになる。
② しかし、レイド戦に行ってポケモンが弱ければすぐ負けてしまうので、強化したい。
③ しかし、ポケモンを強化するためにはポケモンを捕まえて、アメを集める必要がある。
(ポケモンを強化する方法としては、ポケモンを捕まえることによって強化用のトークンを得られる)

このサイクルをすることで、ポケモンを種類を集めつつ強化されたポケモンも得られるので、ユーザーにとっても満足感を味わうことが出来てもっとゲームしてみたいというような仕組みになっている。

ゲームではこのサイクルがうまくゲームシステムに噛み合いつつ、このサイクルがどれだけ気持ちよくできるのかというのも大事になってくることがすごくわかる。

unityで実装するには?

ポケモンGOのゲームシステムを作るには

  • ARで表示しつつ、ポケモンを表示
  • フリック操作
  • ボールを投げる

【AR】
最近ではARでオブジェクトを表示させる方法がたくさんあり、
おすすめなのは
ARkit・・・https://alaki.co.jp/blog/?p=2896
ARCore・・・https://unity3d.com/jp/partners/google/arcore

これら2つはマーカーを必要とせず自然と平面と3次元空間を把握することができる

【フリック】
次にフリック操作は
https://qiita.com/pilkul/items/e8864882b3f7e59b05e3
この記事が優秀かなと

【投げる】
最後はボールを投げるのは、フリックの方向をとって
Addforceで力を加えて上げれば行けると思います。
https://docs.unity3d.com/ja/2017.4/ScriptReference/Rigidbody.AddForce.html

多分これらを組み合わせれば作れると思います。

まとめ

実装するのは企画が決まれば簡単だが、企画はゲームシステムを考えたり、ゲームサイクルを考えなければならなくなおかつそれらが面白くなければならないという少し大変な仕事ですが、全て噛み合ったときは作るのが楽しいし、早く人にやってもらいたくて実装も頑張れちゃうという最高の開発サイクルができますね。

この記事を見て少しでもゲームの見方やゲームの作り方の参考にしてもらえればと思います。

次は23日目!明日の記事をたのしみにしていきましょう!
ではではこの辺で...

最後まで見てくださってありがとうございます。

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