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PrePoMaxとCalculiXの構造と連携

Last updated at Posted at 2021-09-30

Ihor Rokach氏が作成したPrePoMaxの資料PrePoMaxとCalculiXの構造と連携(バージョン:2.0.0、作成:2021年6月25日)を機械翻訳にかけました。

はじめに

ppm_structure.png

PrePoMaxとCalculiXの関係は、FemapとNastranの関係とまったく同じです。
PrePoMaxはプリ・ポストプロセッサーです。
つまり計算のためのモデルの準備と結果の表示を行います。
CalculiXはFEM解析のみを行います。

PrePoMaxの入力データ

PrePoMaxは以下を読むことができます。

  1. 独自のPMX形式のFEMモデルファイル。このファイルには、CADモデル、FEMモデル、そして(オプションで)計算結果が含まれています。
  2. INP形式(Abaqus/CalculiXプログラム形式)のFEMモデルファイル。このファイルタイプにはCADモデルが含まれていないため、修正が非常に困難です。
  3. BRep、IGES、STEP、STL形式のCADファイル。
  4. NEU(ニュートラル形式、多くのFEMプログラムで使用される)、VOL(Netgenプログラム形式)、Mmg(Mmgプラットフォームプログラムライブラリ形式)の他のプログラムで作成された有限要素メッシュ
  5. CalculiXの計算結果 - FRDの拡張子を持つファイルで、CalculiXが分析を終了した後に作成されます。

PrePoMax出力データ

PrePoMaxの唯一の出力データは、INPの拡張子を持つ入力CalculiXファイルです。
これは大きなテキストファイルで、任意のテキストエディターやPrePoMaxの内部エディターで編集できます(多くの状況では、そうすべきです)。
このようにして、PrePoMaxではまだ実装されていないCalculiXのコマンドをこのファイルに追加できます。

CalculiXの出力ファイル

実際、CalculiXは、他の多くのプログラムと連携しているため、多くの種類のファイルを作成できます。
しかし、PrePoMaxユーザーにとって重要なのは以下のとおりです。

  1. FRD - メッシュ全体の計算結果のファイル。メッシュの節点にのみ結果が格納されるので、他のさまざまなポストプロセッサーでの表示が容易になります。
  2. DAT - 選択された節点または要素のセットに対するオプションの結果を含むテキストファイル。
  3. 診断ファイル - 診断情報を含む、拡張子がcvg、12d、outなどのテキストファイル。
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