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FinOps Certified Practitioner 取得してみた

Last updated at Posted at 2024-08-31

1.きっかけ

1.業務でFinOpsツールに関わる機会があり、概念に興味を持ち始めたのがはじまり。
2.もともとコスト感覚にケチ敏感な性格なのもあり興味深々。
3.コスト問題ってCSPが意図的に話題に出さないよねと思いつつ、今後重要になるよなと。
4.その割に日本で全然流行ってないしネットに情報ないぢゃん。
5.日本で二回目のJapan FinOps Meetup参加することで、つよつよエンジニアと触れ合う。
6.モチベーションが上がったので形に残すか!

単純

2.対策

アウトプットしてから分からないとこをインプットするのが好きなのでその順番で実施。

2.1 問題を解きまくる

当然のように手ごろな日本語教材がないのでUdemyの手ごろな問題集を解きまくった。
とりあえず2passして分からない箇所をすべてつぶしたので半日ほど費やしたと思う。

ぶっちゃけ、本番はUdemyの問題より数段難しいので有効性はこれだけだとかなり微妙。

2.2 公式サイトを眺める

基礎レベルと舐めることなかれ、テストではフレームワークの各構成要素の詳細レベルまで深堀りして聞かれると思ってもらえれば。

公式ドキュメントの文言を丸暗記するのでなく、各要素の意図や主旨を理解しないと答えに迷う捻った問題もちらほら。

合計で丸1日くらいは勉強に費やしたと思われる。

このフレームワークの概要レベルを覚えるだけでは全く対策にならないので注意。

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2.2.1 FinOpsサイクル

FinOpsサイクルの各フェーズと、そのフェーズに紐づく要素は何かというレベルまで理解したり...

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2.2.2 成熟度モデル

成熟度モデルの各段階の中身は何か、この場合はどの段階にあたるかなど...

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2.2.3 ペルソナ

あとペルソナも大事。各人物像の役割とかどういう思惑で動くかとか、一般的なミッションは何かとか...

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2.2.4 ドメイン

ドメインも4つの分類と、どの要素がどの分類に当てはまるかとかは最低でも把握は必要かな...

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2.2.5 原則

原則はある程度抑えてるとは思いつつ、ミッションは何か?みたいな所を把握しとくべきかも。

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2.2.6 外野 間接的に関わるペルソナ

最後にAllied Personas。コアPersonasとの差別化。外野。間接的に関わる部門はざっくり把握しとけばいいかな。

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動画は英語教材だと頭に入らないので諦め。
公式サイトの情報をドキュメントに書き出して、自分の手で改めて構造化して配置してやることで私の場合はなんとなく定着しました。

3.試験情報

公式サイトに登録して購入可能。
FinOps Certified Practitionerを購入。


ちなみに、購入する際に種類が選べますが、試験オンリーのものを$300で購入しました。結構お高い。
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試験については以下のとおり。落ちても、もう2回遊べるドン♪
ちなみにいつでもどこでも受けられ、風呂場で監視されながら受験する必要性はない。
ブラウザの翻訳も自由に使えるので、英語が分からなくても安心。

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4.結果

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あっっっぶっなっっっっ!!

ということでギリギリ合格しました。正直舐めすぎました、すみません。
AWS Cloud Practitionerレベルを想定していましたが、個人的にはそれより難易度は高いと感じました。
日本語の教材が整備されておらず、効果的な学習に繋がらなかったのも要因の一つかなと。
ぶっちゃけ、2回失敗出来ることもあってバンザイアタックを敢行した感もデカいです、はい。


あぁ^~

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ちなみに弊社でこの資格取得に対する補助は未整備なので、自費での趣味による取得でした。

5.余談

FinOpsコミュニティに潜入しようと思ったのですが、結論なかなか障壁が厚いです。

弊社がFinOps Foundationの正式パートナー認定されるしかダメそう。
個人としてはサービスベンダー所属だと資格持っててもはじかれるっぽいです。

悲しいなあ。

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個人的には、日本でも数年後にコスト最適化の課題は顕在化すると思うので、その際に力を発揮できればとおもふ。

おわり。

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