はじめに
最近、Common Lispに再再再入門ぐらいをしてみたので、試しにライブラリを書いてみました。
動機
Common Lispではライブラリの管理にQuicklispを使うのが一般的みたいだが、Quicklispは1カ月に1度しか更新されないらしいので、使ってみたいライブラリがGitHubにあっても簡単に使えないことがある。
そこで、GitHubから直接ライブラリを取ってくるようにしてみた。
Stein(読み:シュタイン)
インストール
インストールの仕方は、まずshell上で
shell
$ cd ~/quicklisp/local-projects
$ git clone https://github.com/JunSuzukiJapan/stein.git
として、GitHubのレボリドリを取ってきます。
次に、Lisp(sbclあるいはccl)のreplで
lisp
(require :quicklisp)
(ql:register-local-projects)
(ql:quickload :stein)
とすればオッケーです。
使い方
例えば、t-sinさんのinquisitorをダウンロードするには、
lisp
(stn:quickload "https://github.com/t-sin/inquisitor.git")
という風にします。
補足
GitHubからダルンロードした元ファイルは、~/quicllisp/local-projects/フォルダにあります。
また、Steinの動作は
- git clone {project url}
- cd ~/quicklisp/local-projects/
- (ql:register-local-projects)
- (ql:quickload {project名})
- cd 元のディレクトリ
という動作をしているだけです。
まあ、勉強がてら書いてみたのでこんなものですね。