はじめに
こんにちは。
Salesforceの認定資格であるアプリケーションビルダーを受験したので、その勉強法などを書いていきたいと思います。
- 資格の概要
認定 Platform アプリケーションビルダーには、Salesforce Platform の宣言型カスタマイズ機能を使用してカスタムアプリケーションを設計、構築、実装するスキルと知識が必要となります。
以下の画像の通り、開発者としては入口の資格と思ってください。
もっと詳細を知りたい方はこちらをクリック。⇒公式サイトの認定資格一覧 - 試験の実施要項
項目 | 内容 |
---|---|
推奨される実務経験 | Lightning Platform でのアプリケーション構築の 6 か月~ 1 年の経験 |
設問数 | 60問 |
合格点 | 63% |
試験の所要時間 | 105分 |
結果 | 即時通知 |
受験料 | $200 |
受験場所 | オンラインまたは最寄りの施設 |
制限 | 試験中に紙媒体やオンラインの資料を参照することはできません |
- 試験の内容
次に示す主なセクションから出題されます。割合も公表されています。
セクション | 割合 |
---|---|
SALESFORCE の基本 | 23% |
データモデリングおよび管理 | 22% |
ビジネスロジックとプロセスの自動化 | 28% |
ユーザインターフェース | 17% |
アプリケーションのリリース | 10% |
勉強の方法
- トレイルヘッド
試験対策のモジュールなど多数あります。全部実施したかったところですが、時間があまりとれなかったため練習問題だけ少し実施しました。 - 勉強会
会社の勉強会で以下の書籍を利用して学習しました。英語も抵抗がなければお勧めです。
問題集ばかりではなかなか身につかないので、実際に触ってみるのが大切だと感じました。
「Salesforce Platform App Builder Certification Guide」 - 問題集
インターネットで検索すると問題集がヒットします。
問題慣れするためには最適だと思います。ただ、回答が明らかに間違えているなどありましたので、実際に自分で確認して裏どりするようにしましょう。
また、本格的な勉強に入る前にどんな問題がでるのかを見ておくのも効果があると思います。
受験結果
上記の「勉強の方法」で試験には合格することができました。
データモデリングおよび管理のセクションがイマイチでしたが、その他はそれなりに取れました。
全体では、81~82%の正答率でした。
セクション | 割合 | 問題数(計算上) | 正答率 | 正解数(計算上) |
---|---|---|---|---|
SALESFORCE の基本 | 23% | 14問 | 92% | 13問 |
データモデリングおよび管理 | 22% | 13問 | 61% | 8問 |
ビジネスロジックとプロセスの自動化 | 28% | 17問 | 76% | 13問 |
ユーザインターフェース | 17% | 10問 | 100% | 10問 |
アプリケーションのリリース | 10% | 6問 | 83% | 5問 |
振り返りと改善点
認定アドミニストレータを受けた時は問題集よりの勉強をしていましたが、今回はなるべくSalesforceを触って確かめるように心がけました。そのためか自身を持って回答できたものが多かったかなと思いました。
弱点セクションの分析が少し甘く、そこだけ合格ラインを下回ったのが悔やまれます。
次のステップ
今回受験した資格は、宣言型カスタマイズ機能を使う知識がメインでしたが、次はApexを使ったプログラミングを学ぶため、認定Platformデベロッパー合格を目指したいと思います。