自己紹介
こんにちは🙌 初投稿、大変失礼します!!!!!!
新卒1年目でエンジニアとしてRelicに勤務しておりますJun-Nです!
よろしくお願いしまぁぁぁぁぁぁす!!!!!!!!!!!!!!
はじめに
「目がやばい👁️👁️💢!瞼がピクピクする!!」
こんな症状に悩まされることはありませんか?
それは、開発環境や生活習慣に問題があるのではないでしょうか。
この記事では、筆者が取り組んだ目に優しい業務環境の構築について紹介します。
業務環境構築
結論
1. 夜型は(多分)言い訳! まずは朝型になろう!
2. 開発環境こそ一番見直せる! 目に優しいターミナルにしよう!
3. 慣れているのではなく、諦めているだけでは?と自問してみる。
1. まずは朝型になろう!
「夜型ではなく、夜型の生活をしているだけでは?」
まずはこの事実に気づきましょう。夜型の生活をすると、日中に溜まった眼精疲労が睡眠時間のみで解消されず、目が疲れると感じるようになります。筆者自身も、元々夜型を自称していましたが、朝型になることでこういった悩みから解放されました。
では具体的に何をすればいいか、3つのアプローチがあると思います。
・ 起きたら日光を15~30分ほど浴びる
これを最初の1週間続けるだけで自分の身体に関する色々なことに気づけます。筆者の場合、夜に寝付きやすくなったり、朝に目覚めやすくなりました。日光は朝じゃないとダメなことはありません。「起きたら浴びる」こと自体に価値があります。体内時計がリセットされます。
・ 運動習慣をつけて健康になろう!
運動習慣は大事です。厚労省によると、「身体活動や運動が、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められている」としています。
意識的に運動をするのであれば朝や夕方がいいと思います。そんな時間ないよという方は、朝にラジオ体操(第一)をするだけでもいいですし、買い物に行くついでにちょっと遠くを散歩してみる、そんな日常における些細な一歩から日々の運動習慣を変えていきましょう。そうした生活を数週間続けてみるとその日の気分に変化が現れることは間違いなしです。
別にApple Watchを買ってワークアウト1時間しろや!とか言いません。ほんとに。どうせ買って満足して終わるでしょ?ちなみに筆者は買いました。
・ 夜には蒸気浴をしよう!
あずきのチカラは偉大だゾ。リーズナブルなので買いましょう。
「健康」は国が健康日本21というのを掲げてます。過去の資料を漁ると健康に関する資料はいっぱい出てくるので、興味ある人は見てください。身体は資本です。まずは健康にリソースを投入しましょう。
2. 目に優しいターミナルにしよう!
M2 Macbook Pro '22
OS: Venture 13.4
Shell: zsh 5.9
zshのframework: Prezto
zshのthema: powerlevel10k
目に優しいというアプローチ
・眼球動作による疲労 → なるべく動作させない、一目で分かるようなUIに
・情報の認識不足による疲労 → 視認性を上げる、一目で分かるよう情報を詰める
・過度なピント調節による疲労 → 頻繁に調節させない、一目で分かる要素の調整
この3つの目の優しさを追求した結果がこちらです。
カレントディレクトリが一目で分かる!今いるブランチが一目で分かる!
phase_3ブランチで、編集されたファイルの数が8、新規ファイルの数が2
gitにcommitしていなかったらブランチの背景色が警告色で染まる!
前回のコマンドの実行時間(小数点以下切り上げ)(1s以下は表示されません)、完了した時刻が24時間表記
これだけの情報が一目で分かるのは画期的だと思います。
VSCodeでは、カレントディレクトリやブランチを意識してGUIを切り替えたり、CUIコマンドを叩く頻度が減ると思います。
カスタマイズ方法
1. ターミナルのテーマをIcebergに変更
2. Preztoのインストールと設定
3. powerlevel10kのインストールと設定
4. VSCodeの設定
1. ターミナルのテーマをIcebergに変更
Icebergをダウンロードする。
ターミナルを起動し設定へ
ダウンロードしたプロファイルを読み込む
Icebergをデフォルトに設定する。
フォントを設定する
MesloLGS NF Regular.ttfをダウンロードする
ダウンロードした.ttf
ファイルを開いてインストールする
ターミナルの設定->テキスト->フォント
で変更をクリックする。
MesloLGS NF
を選択してサイズを14または18に設定する。
ターミナルを再起動するとテーマとフォントが変わってます。
2. Prezto公式に則ってインストールする
zsh上でgit cloneする。
git clone --recursive https://github.com/sorin-ionescu/prezto.git "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto"
設定ファイル各種をセットする
setopt EXTENDED_GLOB
for rcfile in "${ZDOTDIR:-$HOME}"/.zprezto/runcoms/^README.md(.N); do
ln -s "$rcfile" "${ZDOTDIR:-$HOME}/.${rcfile:t}"
done
setopt
の前に~/.zshrc
設定ファイルを別ファイルに退避して削除してください。エラーが起きます。Preztoはzshのフレームワークであり、それに則るためと認識してください。(詳細は上記の公式リンクにあります。1次リソースのほうが信頼性は高いので見てください)
setpot
が実行できれば、root配下に6つのファイルができていると思います。
.zlogin
.zlogout
.zpreztorc
.zprofile
.zshenv
.zshrc
【該当者のみ】退避していた設定ファイルの内容を~/.zshrc
に反映する。
Preztoの設定を追加する
# Set the Prezto modules to load (browse modules).
# The order matters.
zstyle 'prezto:load' pmodule \
'environment' \
'terminal' \
'editor' \
'history' \
'directory' \
'spectrum' \
'utility' \
+ 'git' \
'completion' \
+ 'syntax-highlighting' \
'history-substring-search' \
+ 'autosuggestions' \
'prompt'
各moduleの順番は守らないといけないらしいです。参考qiita記事
3. powerlevel10k公式に則ってインストールと設定をする
zsh上でgitをcloneする
git clone --depth=1 https://github.com/romkatv/powerlevel10k.git ~/powerlevel10k
~/.zshrc
に設定を追加する
echo 'source ~/powerlevel10k/powerlevel10k.zsh-theme' >> ~/.zshrc
PreztoのPromptの設定を変更する
#
# Prompt
#
# Set the prompt theme to load.
# Setting it to 'random' loads a random theme.
# Auto set to 'off' on dumb terminals.
zstyle ':prezto:module:prompt' theme 'powerlevel10k'
シェルを再起動
exec $SHELL -l
これでpowerlevel10kの設定画面が出てきます。
お好みで色々試してみてください!
4. VSCodeの設定
フォント周りの設定
ターミナルで使用しているフォントを使うように設定しましょう。
設定からterminal.integrated.font
と検索をかけましょう。
Font Family
をMesloLGS NF
に、
Font Size
を14か18に設定しましょう。
テーマの変更
拡張機能でDracula Official
をインストール
管理->テーマ->配色テーマ
でDracula Soft
を選択
これで、ターミナル周りの設定は終わりです!お疲れ様でした!!
随分と見やすくのではないでしょうか。いいターミナルライフを!!!
3. 慣れているのではなく、諦めているだけでは?
(ちょっとしたマインドの話なので読み飛ばしても大丈夫です)
筆者は自身の目の状態に関して、症状が慢性化していることに気づきました。しかし、それをただ慣れていると諦めるのではなく、自身に問いかけてみました。「本当にこのままでいいのか?」と。
結果的に、目のケアや環境の見直しをすることで、症状が改善されたのです。
このように、自身の状態に対して諦めず、改善策を模索することが重要です。
本当に慣れている場合は意外と少ないと思います。諦めることに慣れていると、慣れているということを言い訳にしがちな部分があり、変化に対して億劫になってしまいます。それでも、そのことに気づいてちょっとでも変化しようと努めることは自分自身にとって大きな一歩となり得ると思います。
参考サイト
おわりに
ここまで、【新卒が全力で取り組む!👀目に優しいターミナル周りの業務環境構築】をお送りしました。いかがだったでしょうか。目に優しいということを追求するには、自分の身体のこと、環境のことその両方を変えていこうよ、みたいな話でした。これは筆者が学生時代に研究室のテーマだった強化学習から着想を得ました。自身というエージェントと環境によって報酬を得るという考え方は、私たち人間にも当てはまることだと思います。昨今、話題に上がっている機械学習周りについても勉強し、そこから着想を得て周りの環境を変えてみたり、自分自身がその変化をどう感じているかであったりを気づくのは結構楽しいことだと思うので、興味あれば試してみてください。