java(カプセル化)

カプセル化

・フィールドに不正な値が入らないように防ぐ
・「矛盾しないクラス」を作る
・「現実世界を忠実に真似る」オブジェクト指向の本質と直結している

フィールド、メソッドに対してアクセス制限を行う

アクセス修飾子（しゅうしょくし）

名称	指定方法	アクセスを許可する範囲
private	private	自分自身のクラスのみ
package private	（何も書かない）	自分と同じパッケージに属するクラス
protected	protected	自分と同じパッケージに属するか、自分を継承した子のクラス
public	public	全てのクラス

メンバに関するアクセス修飾子の定石

・フィールドは全てprivate
・メソッドは全てpublic

getterとsetter

・メソッドを経由したフィールドの操作

getter

・「get」+「フィールド名の先頭を大文字にしたもの」
・nameフィールドの中身を呼び出して元に返すだけのメソッド

Hero.java

public class Hero {
  private String name;

  public String getName() {  //getName()を経由してnameフィールドにアクセス
    return this.name;
  }
}

King.java

public class King {
  void talk(Hero h) {
    System.out.println("王様：ようこそ我が国へ、勇者" + h.getName() + "よ。");
  }
}

setter

・「set」+「フィールド名の先頭を大文字にしたもの」
・値を代入するだけのメソッド（他のクラスで）

Hero.java

public class Hero {
  private String name;

  public void setName(String name) {
    this.name = name;    //this.は絶対に忘れないように
  }
}

クラスに対するアクセス制御

名称	指定方法	アクセスを許可する範囲
package private	（何も書かない）	自分と同じパッケージに属するクラス
public	public	全てのクラス

非public（package private）クラスの特徴

・クラス名はソースファイル名と異なってもよい
・１つのソースファイルにクラスを複数宣言してもよい

Hero.java

public class Hero {
}
class HeroSkill {
}
class HeroSinbol {
}

Hero.java

class Character {
}
class Boss {
}