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【MarkLogic Server】E-NodeとD-Nodeについて

Last updated at Posted at 2017-07-03

はじめに

MarkLogicサーバのプロセスには、主にユーザからのリクエストを処理するE-Nodeと、データを管理するD-Nodeと呼ばれる2種類の役割を持ったプロセス(ノード)が存在します。
これらのノードの役割を把握した上で、MarkLogicサーバのクラスタ環境を構築したり、性能を引き出すことに役立ちます。

概要

MarkLogicをインストールするとノードはE-NodeとD-Nodeの両方の役割を持っています。
各ノードの役割を適切に設定することによって、E-NodeとD-Nodeごとに最適なサーバのチューニングを可能にします。
E-NodeとD-Nodeについて説明します。

対象MarkLogicバージョン
8.0-6.1

E-Node

HTTP、XDBC、WebDAV等の着信要求を処理し、その結果を返却します。ディスクI/Oはほとんどなく、通常はCPUとメモリに依存します。
HTTPサーバ、XDBCサーバ、WebDAVサーバ等を割り当てたホストはE-Nodeとなります。
アプリケーションやクエリの負荷が高いシステムの場合はE-Nodeのスケールアップやスケールアウトを検討しましょう。

D-Node

データを取り扱うノード。主にインデックスへの高速アクセスのためにメモリを必要とし、データの読み書きにディスクI/Oを扱います。
データを扱うフォレストを作成したノードはD-Nodeとなります。
データアクセスやデータサイズが大きいシステムはD-Nodeのスケールアップやスケールアウトを検討しましょう。

E-Node兼D-Node

データを扱うフォレストを作成し、かつ、HTTPサーバ、XDBCサーバ、WebDAVサーバ等を割り当てたノードはE-NodeとD-Nodeの役割を担います。

おわりに

MarkLogicでクラスタを構成する際にはE-NodeとD-Nodeを意識して、最適なサーバチューニングを目指しましょう!

\def\textsmall#1{%
  {\rm\scriptsize #1}
}

免責事項

​​​​​$\textsmall{当ユーザ会は本文書及びその内容に関して、いかなる保証もするものではありません。}$
​​​​​$\textsmall{万一、本文書の内容に誤りがあった場合でも当ユーザ会は一切責任を負いかねます。}$
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