【MarkLogic Server】XQueryでノードの要素名と値、属性を動的に設定する方法

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はじめに

XQueryでXMLのノードを生成する時、外部ファイルなどから取得した内容を要素名や値、属性として設定したい場合があります。

XQueryでノードの要素名と値、属性を動的に設定する方法を紹介します。


概要

MarkLogicのXQueryでノードの要素名と値、属性を動的に設定する方法を記載します。

対象MarkLogicバージョン

8.0-6


内容

ノードの記述は計算コンストラクタの「element」を利用します。

計算コンストラクタの「element」は以下のように記述することで要素ノードが生成されます。

element <要素名> {"値"}

例:root要素内に"123"の値を持つtest要素を設定します。

element root {

element test {
"123"
}
}

上記XQueryを実行した結果は以下となります。

<root>

 <test>123</test>
</root>

動的に要素名や値を設定したい場合、

以下のようにlet句で設定したい要素名と値を変数に保持し、保持した内容を「element」に設定します。

変数の値を変更することで、動的に要素名と値を変更することが可能になります。

let $tagNameRoot := "root"

let $tagNameTest := "test"
let $value := "123"

(: 要素ノードを返却(xs:QName()での型変換は省略可能) :)
return element {xs:QName($tagNameRoot)} {
element {xs:QName($tagNameTest)} {
$tagNameTest
}
}

上記XQueryを実行した結果は以下となります。

<root>

 <test>123</test>
</root>


利用例

利用例を記載します。


  • 実装内容

CSVファイル(InputFile.csv)を読み込み、各行の要素名と値で要素ノードを生成します。

また、各要素ノードには属性を定義します。

生成した要素ノードをroot要素内に設定し、その結果をXMLファイル(OutputFile.xml)に出力します。


  • 入力ファイル

入力ファイルの内容は以下になります。Tag1~Tag3を要素名、Value1~Value3を値とします。


InputFile.csv

Tag1,Value1

Tag2,Value2
Tag3,Value3


  • XQuery

XQueryは以下のように記述します。

属性の生成は計算コンストラクタの「attribute」を利用します。

(: CSVファイルの読み込み :)

let $csvFile := fn:doc("/InputFile.csv")

let $node :=
(: 読み込んだCSVファイルを1行ずつ処理 :)
for $line in fn:tokenize($csvFile,"\n")
(: カンマ区切りで配列に変換 :)
let $array := fn:tokenize($line,",")
(: 要素名を保持 :)
let $tagName := $array[1]
(: 値を保持 :)
let $value := $array[2]
(: 属性名を保持 :)
let $attributeName := "id"
(: 属性値を保持 :)
let $attributeValue := fn:concat("id_",$array[2])
(: ノードを返却 :)
return element {xs:QName($tagName)} {
(: 属性ノードを生成 :)
attribute {xs:QName($attributeName)} {
$attributeValue
},
$value
}

(: root要素内に処理結果を設定 :)
let $tagNameRoot := "root"
let $ret := element {xs:QName($tagNameRoot)} {$node}

(: XMLファイルを出力し終了 :)
return xdmp:document-insert("/OutputFile.xml",$ret)


  • 出力ファイル

XQuery実行後、以下のファイルが出力されます。


OutputFile.xml

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>

<root>
<Tag1 id="id_Value1">Value1</Tag1>
<Tag2 id="id_Value2">Value2</Tag2>
<Tag3 id="id_Value3">Value3</Tag3>
</root>


おわりに

計算コンストラクタは要素ノードを生成する「element」や属性ノードを生成する「attribute」の他に、コメントノードを生成する「comment」やテキストノードを生成する「text」などがあります。

コメントノードやテキストノードなども動的に値を設定できるためとても便利です。

\def\textsmall#1{%

{\rm\scriptsize #1}
}


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