本記事ではdidのmethodについて整理しました。
あくまで自分の整理用なので全methodの網羅はしていません。
正確な仕様が知りたいよという方はぜひ各スペックをお読みください。
※間違ってるよという際はやさしくコメントいただけると幸いです。
そもそもmethodとは?
DID(Decentralized Identifier)の真ん中にあるexample部分を指す。
did:example:123456abc
DID Documentがどこに保存されるか、どうやってDIDを解決するかなどの意味を持ってる
did:key
- 公開鍵からDID Documentを作成できるため、バックエンドが不要でオフラインでも検証可能
- 登録や更新を行わないため、1回限りの利用向き
-
did:key:z
で始まる
did:web
- ホストにアクセスしてHTTPでDID Documentを取得(ウェブのアドレスと同様)
-
did:web:ホスト名
で終わるとdid:web:ホスト名/.well-known/did.json
と解釈される
did:ion
- パブリックで運用されているため誰でも使える
- Bitcoinのブロックチェーンを活用
- Microsoftが主導
did:sov
- コンソーシアムで運用されているため使用は許可制
- Hyperledger Indyの台帳を活用