最初にやったこと
割とやりたいことに近い本が2冊売っていたので社長に買ってもらい、平日は会社で仕事の合間に1時間ずつ読み進め、帰宅後は元気があれば30分〜120分読むという感じで進めました。
Amazon Web Services 業務システム設計・移行ガイド (Informatics&IDEA)
[Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド 改訂第2版 (Informatics&IDEA) ](https://www.amazon.co.jp/dp/4797392576/ref=cm_sw_r_tw_apa_i_BwuOCbY5HT52B)
AWSのメリットやEC2やRDSといったメジャーなサービスを中心に、初学者にわかりやすいレベルで記載されており、基本的なAWSのサービス名や内容が理解出来ました。
2冊を読み切るのに大体1.5ヶ月ほどかかりました。(私は読むのが遅いので、早く読める人はもっと早い思います。)
AWS構成図を作ってみた
インプットがある程度出来たので、アウトプットしてみようと思い手探りでAWS構成図を描いてみました。
うちの基幹システムはまだそれほど大きな規模ではなく、使用人数も50人未満なのでとりあえずミニマムに、
でも今後の拡張が出来るようロードバランサを挟んでおくように構成しました。
障害対策を考えるならMulti-AZ構成にしたいところですが、ランニングコストを抑えるために切りました。
ただし、今後に複数台のWebサーバーに対応できるよう、画像ファイルやログファイルはS3に、セッションファイルはElastiCacheに保存するようにしています。
この構成図はあくまで2冊本を読んだくらいの知識で作った図なので、これでちゃんと動くのかどうかは不明です。
AWSの企業無料相談会で意見を伺ってみた
「無料」という甘美な言葉に誘われ、とりあえず有識者に構成図を見ていただき意見を頂きました。
指摘された箇所は
- あまり知識がない状態で複雑な構成にすると運用が辛くなる
- なるべくAWS Elastic Beanstalk みたいな自動環境構成ツールを利用するべし
- WAFつけるべし
- ミドルウェアのバージョン更新なんかも考慮しておくべし
という辺り。
先日AWSomeDay2019にも初めて参加しましたが、
AWS的にはEC2やRDSといった細かい部品パーツを使うよりはフレームワークのようなサービス使うのを推奨していますね。
最終AWS構成図
そんなわけで最終的には欲張らずシンプルに、オンプレとあまり変わらない感じでとりあえずAWS化を目指すというところに着地しました。
社内サーバーと同じようにローカルipアドレスで接続します。