一覧
メタキャラクタ | 説明 |
---|---|
* |
任意の0文字以上にマッチ(ファイル名や文字列) |
例: *.txt → .txt で終わるすべてのファイルにマッチ (file.txt , note.txt ) |
|
? |
任意の1文字にマッチ |
例: file?.txt → file1.txt , fileA.txt にマッチ、file10.txt にはマッチしない |
|
[] |
括弧内のいずれかの1文字にマッチ |
例: file[123].txt → file1.txt , file2.txt , file3.txt にマッチ |
|
[!] |
括弧内のいずれでもない1文字にマッチ |
例: file[!1].txt → file2.txt , file3.txt にマッチ、file1.txt にはマッチしない |
|
~ |
ホームディレクトリに展開 |
例: ~/docs → /home/ユーザー名/docs に展開 |
|
$ |
変数展開 |
例: $HOME → /home/ユーザー名 に展開 |
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\ |
エスケープ文字。直後のメタキャラクタを無効化 |
例: \* → アスタリスク * をそのまま文字として扱う |
|
' ' |
シングルクォートで囲むと、特殊文字をすべて無効化(リテラル) |
例: '*.txt' → ワイルドカードとしてではなく、文字列 *.txt そのもの |
|
" " |
ダブルクォートで囲むと、一部の特殊文字($ , ` , \ , " ) だけが解釈される |
- " " で囲まれた部分が変数であれば、変数を展開する- コマンドは実行しない 例: "My name is $USER" → 変数展開される($USER はユーザー名に) |
|
` ` |
コマンド置換(コマンドの実行結果に置き換え) |
- `` で囲まれた部分が変数であれば、変数を展開する- コマンドは実行する 例: echo `date` → 現在の日付を表示 |
引用符(', ", `)使用例
"
$ echo "$DATE"
と
$ echo $DATE
は同じ結果
"
$ echo "`date`"
と
$ echo `date`
は同じ結果
echoコマンド
$ echo [オプション] [文字列]
オプション | 由来 | 説明 |
---|---|---|
(default) | echo | - 引数が文字列の場合は、そのまま表示し、末尾に改行を追加する - 引数が変数 $ の場合は、変数を展開し、末尾に改行を追加する |
-n |
no newline | - 末尾の改行を追加しない |
Ping-t
引用符(', ", `)