[Linux] ユーザとグループの管理_useradd, usermod, userdel, group,add, groupmod, groupdel, passwd

Last updated at 2025-06-13Posted at 2025-06-11

useraddコマンド

# useradd [オプション] ユーザー名

オプション	由来	説明
default	user add	新しいユーザーアカウントを作成するためのコマンド
`-d`	directory	ユーザーのホームディレクトリを指定例：`/home/username`
`-m`	make home	ホームディレクトリを自動作成
`-s`	shell	ログインシェルを指定例：`/bin/bash`
`-g`	group	プライマリグループ（GID またはグループ名）を指定
`-G`	Groups	セカンダリグループをカンマ区切りで複数指定例：`wheel,users`
`-u`	UID	ユーザーID（UID）を明示的に指定
`-c`	comment	コメント（通常はユーザーのフルネーム）を指定
`-p`	password	暗号化されたパスワードを指定
`-D`	default	デフォルト設定の表示・変更を行う例：`useradd -D` で確認例：`useradd -D -s /bin/zsh` で変更

# usermod [オプション] ユーザー名

オプション	由来	説明
default	user modify	既存のユーザーアカウントを変更するためコマンド
`-d`	directory	ユーザーのホームディレクトリの新しいパスを指定
`-s`	shell	ログインシェル（`/bin/bash` など）を変更
`-g`	group	プライマリグループ（GID）を変更
`-G`	Groups	セカンダリグループをカンマ区切りで指定し追加
`-L`	lock	ユーザーアカウントをロック（パスワードの先頭に `!` を付けてログイン不能に）
`-U`	unlock	`-L` でロックしたアカウントをアンロック（`!` を除去）

# groupmod [オプション] グループ名

オプション	由来	説明
default	group modify	既存のグループ情報を変更するためのコマンド
`-n`	name	グループの名前を変更例: `groupmod -n newgroup oldgroup`
`-g`	GID	グループのGID（グループID）を変更

$ passwd [オプション] [ユーザー名]