環境
- Windows 11 Enterprise
まとめ
- .NET:Windows向けのみでなく、macOSやLinuxなどさまざまなOSで動作するアプリケーションやWebサービスの開発環境
オープンソースであるため無料で利用できるほか、必要な機能を選んでインストールが可能なため軽量なアプリケーション開発が可能。 - .NET Framework:Windows向けアプリケーションやWebサービスの開発環境
プログラムの実行環境とライブラリ、フレームワークで構成されており、複数のプログラミング言語に対応可能。
※.NET は以前 .NET Core と呼ばれていたが、.NET5以降は.NETとなった。
詳細(.NET Framework/.NET共通機能)
1. CLR(共通言語ランタイム)
人間の書いたプログラムを特定のOS・機種に依存しない「マネージドコード」へ変換されたものが利用者に配布され、それをCLR(共通言語ランタイム)が実行可能なプログラムへと変換・実行できる。CLRにより異なるプログラミング言語で書かれたコードの相互運用が可能となり、開発者は対応言語の中から任意の言語を選び開発を進められる。
2. BCL(基本クラスライブラリ)
アプリケーション開発で頻繁に使用される機能をまとめたライブラリであり、BCLに保存されている基本クラスを用いれば、基礎的な部分を意識しなくても開発を進めていくことが可能となる。
3. FW(フレームワーク)
Webアプリケーションのフレームワークである「ASP.NET」が備わっており、複雑なWebアプリケーションから簡単なWebサイトまで幅広く対応。簡単な操作でWebページを作成できるWeb Formsや、ユーザーとサーバーでデータをやりとりするアプリケーション構築が可能なWeb APIなども利用できる。
選び方(.NET目線)
- クロスプラット フォームが必要である。
- マイクロサービスが対象である。
- Docker コンテナーを使用している。
- 高パフォーマンスでスケーラブルなシステムが必要である。
- 1 つのアプリケーションに複数の .NET バージョンが必要である。