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[状態管理ライブラリ] 状態管理ライブラリとは <React.js>

Last updated at Posted at 2024-04-30

状態管理とは

アプリケーションの状態をデ-タとして表示し、そのデータの変更や更新を一元的に管理すること。
(UIの表示に関連するデータ、アプリケーションの動作を制御するデータ 等)

状態管理のメリット

1. アプリケーションの予測可能性の向上

コンポーネント間のデータの受け渡しや、ユーザー操作に対するUIの反応などが、期待通りに動作する。

2. コードの保守性と拡張性の向上

状態に関連するロジックを一箇所にまとめることで、コードの重複を避け、変更の影響範囲を限定する。

3. デバッグの容易さ

状態管理ライブラリやフレームワークは、状態の変更履歴や現在の状態を追跡するためのツールを提供している。これにより、バグの原因特定やデバッグが容易になる。

4. チーム開発での効率性の向上

状態の定義や更新方法が統一されることで、コードの理解が深まり、コミュニケーションのコストが減る。

状態管理のメカニズム

1. データの保持と更新

  • 状態の保持:オブジェクトや配列などのデータ構造が使用され、このデータ構造は、アプリケーションの状態を表現する。
  • 状態の更新:特定の関数や メソッドを通して行われ、状態の変更を追跡しやすくなり、予期しない副作用を防ぐ。

2. 変数の管理方法

変数の管理方法には、大きく分けて2種類があります。

  • ローカルな状態:特定のコンポーネントに属する状態。コンポーネント内でのみ使用され、他のコンポーネントからはアクセスできない。ローカルな状態の管理には、コンポーネント内のデータプロパティや、ReactではuseStateフックなどが使用される。
  • グローバルな状態:アプリケーション全体で共有される状態。複数のコンポーネントから参照や更新が行われる状態であり、アプリケーション全体の動作に影響を与える。グローバルな状態の管理には、ReduxやVuexなどの状態管理ライブラリが使用される。

参考リンク

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