シェル変数

有効範囲：定義したシェル・プロセスのみ

環境変数

有効範囲：定義したシェル・プロセス・子プロセス

BashA

$ EV=world
$ SV=local
$ export=EV
$ bash ←新しいシェルを起動

BashB（子プロセス）

$ echo $EV
// 出力結果
// world ←引き継がれる（環境変数化）

$ echo $SV
// 出力結果
// 　　　←引き継がれない

環境変数	説明
`HOME`	現在のユーザーのホームディレクトリのパス。例: `/home/user`
`USER`	現在のログインユーザー名。
`SHELL`	使用しているシェルのパス。例: `/bin/bash`
`PATH`	実行ファイルを検索するディレクトリのリスト。コロン `:` で区切られる。
`PWD`	現在の作業ディレクトリ（カレントディレクトリ）。
`LANG`	システムのロケール（言語や文字コードの設定）。例: `ja_JP.UTF-8`
`TERM`	端末の種類を示す。例: `xterm-256color`
`EDITOR`	デフォルトのテキストエディタ。例: `vim` や `nano`
`HISTSIZE`	メモリ上に保持するコマンド履歴の最大件数。シェル終了後に削除
`HISTFILESIZE`	`~/.bash_history` に保存されるコマンド履歴の最大件数。シェル終了後に維持
`TZ`	タイムゾーンの設定。例: `Asia/Tokyo`
`LOGNAME`	現在のユーザーのログイン名（`USER` とほぼ同じ）。
`HOSTNAME`	マシンのホスト名。
`PS1`	シェルのプロンプト表示フォーマット。