systemctlコマンド
# systemctl サブコマンド [unit名]
| サブコマンド | 英語の由来 | 説明 |
|---|---|---|
start |
start | 指定したユニット（サービスなど）を開始する |
stop |
stop | 指定したユニット（サービスなど）を停止する |
restart |
restart | 指定したユニット（サービスなど）を再起動する |
reload |
reload | 設定ファイルを再読み込みする（プロセスの再起動なし） |
status |
status | 指定したユニットの現在の状態を表示する |
enable |
enable | 指定したユニットをシステム起動時に自動実行するよう設定する |
disable |
disable | 指定したユニットの自動起動を無効化する |
mask |
mask | 指定したユニットを無効化し、手動でも起動できないようにする |
unmask |
unmask |
mask で無効化されたユニットを再び有効化できるようにする |
is-active |
is active | 指定したユニットが現在アクティブかどうかを確認する |
is-enabled |
is enabled | 指定したユニットが起動時に有効化されているかを確認する |
daemon-reexec |
daemon re-execute |
systemd のバイナリを再実行する |
daemon-reload |
daemon reload |
systemd の設定ファイルを再読み込みする |
list-units |
list units | 現在ロードされているユニットを一覧表示する |
list-unit-files |
list unit files | システム内のすべてのユニットファイルを一覧表示する |
show |
show | 指定したユニットの詳細情報を表示する |
cat |
cat | 指定したユニットの設定ファイルの内容を表示する |
edit |
edit | 指定したユニットの設定ファイルを編集する |
reset-failed |
reset failed | 失敗したユニットのエラー状態をリセットする |
kill |
kill | 指定したユニットのプロセスを強制終了する |
get-default |
get default | （次回起動時の）システムのデフォルトのターゲット（ランレベル）を表示する |
ランレベルとターゲット
| ランレベル | ターゲット | |
|---|---|---|
| 対象初期化システム | init(SysVinit) | systemd |
| 停止 | 0 | poweroff.target |
| シングルユーザーモード | 1 | rescue.target |
| マルチユーザーモード （テキストログイン） |
2, 3, 4 | multiuser.target |
| マルチユーザーモード （グラフィカルログイン） |
5 | grafical.target |
| 再起動 | 6 | reboot.target |