[Linux][command] テキスト処理_検索_grep, egrep, fgrep, cut

Last updated at 2025-05-05Posted at 2025-04-11

行の検索

$ grep [オプション] 検索パターン [ファイル名]

$ grep [オプション] [-f ファイル名] [ファイル名]

オプション	由来	説明
default	global regular expression print	正規表現のパターンにマッチする行を表示する
`-v`	invert match	マッチしなかった行を表示する
`-c`	count	マッチした行の行数を表示する
`-n`	number	マッチした行を表示するマッチした行の行番号を表示する
`-f`	file	ファイルから読み込んで検索する（1行1パターン）
`-i`	ignore case	大文字・小文字を区別せずに検索する
`-r` `-R`	recursive	サブディレクトリ内も再帰的に検索する
`-E`	extended	拡張正規表現を使用する(`egrep`と同等)
`-F`	fixed	正規表現ではなく固定文字列として検索する（`fgrep`と同等）

$ egrep [オプション] 検索パターン [ファイル名]

$ fgrep [オプション] 検索パターン [ファイル名]

"a" と "b" の間に任意の1文字を含む行を検索

$ grep "a.b" file.txt

"a" または "b" を含む行を検索（正規表現の | を使用）

$ egrep "a|b" file.txt

"a.b" という文字列そのままを検索

$ fgrep "a.b" file.txt

# cut [オプション] [ファイル名]

オプション	由来	説明
default	cut	デフォルトでは何も出力されない
`-c LIST`	characters	指定した文字位置の文字を抽出する
		例：`cut -c 3-7 file.txt`（3〜7文字目を抽出）
`-f LIST`	fields	指定したフィールド番号を抽出する（デフォルト区切りはタブ）
		例：`cut -f 1,3 file.txt`（1列目と3列目を抽出）
`-d CHAR`	delimiter	区切り文字を指定する（`-f` と組み合わせて使用）
		例：`cut -d "," -f 2 file.csv`（CSVの2列目を抽出）

grep

egrep

fgrep

cut