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[Date Management] データ管理ツールの概論(枠割、類似性、分類)

Last updated at Posted at 2025-01-15

データ管理ツールの役割と主なツール

ツール名 役割 主なツール
iPaaS クラウドベースで異なるクラウドアプリケーションやオンプレミスシステムを連携させる - Boomi
- MuleSoft
- Workato
DIS
(Date Integration Solution)
複数のデータソース(オンプレミス、クラウド、APIなど)からデータを収集し、統合してアプリケーションや分析のために提供する - Informatica
- Talend
- Dell Boomi
- Azure Data Factory
- Ab Initio
ETLツール データを抽出(Extract)、変換(Transform)、ロード(Load)するプロセスを自動化 - Talend
- Apache Nifi
- Informatica PowerCenter
データストリーミングツール リアルタイムでデータを処理・配信する - Apache Kafka
- Amazon Kinesis
- Google Pub/Sub
- Azure Event Hubs
MDM
(Maste Date Management)
組織内のマスターデータ(顧客情報、製品情報など)を統一、クレンジングし、一貫性を確保する - Informatica MDM
- Stibo Systems
- SAP Master Data Governance (MDG)
データガバナンスツール データの管理方針(セキュリティ、利用制限、ライフサイクルなど)を策定・実施 - Collibra
- Alation
- Informatica Axon
ERP 財務、製造、物流、人事などの基幹業務を統合管理する - SAP ERP
- Oracle ERP Cloud
- Microsoft Dynamics 365
CRM 顧客データを管理し、営業やマーケティング活動を最適化する - Salesforce
- HubSpot
- Microsoft Dynamics CRM
BIツール データを分析し、ダッシュボードやレポートで視覚化してビジネスインサイトを提供 - Tableau
- Power BI
- Qlik Sense
DWH
(Date Warehouse)
大量のデータを統合して保存し、分析に適した形で管理するためのプラットフォーム - Snowflake
- Google BigQuery
- Amazon Redshift
- Microsoft Azure Synapse Analytics

各ツールの類似性による誤認理由

ツール名 役割(要約) 誤認理由
iPaaS アプリケーション連携 誤認先:DISやETLツール
iPaaSはアプリケーション間のリアルタイム連携に焦点を当てている
DIS データソースを統合 誤認先:ETLツール
データ統合はETLだけでなく、リアルタイム連携や複雑なワークフローも対象
ETLツール データ抽出・変換・ロード 誤認先:DIS
ETLツールはデータ統合の中の特定の機能を担う
データストリーミングツール リアルタイムデータ処理 誤認先:ETLツール
データストリーミングはリアルタイムデータ処理に特化
MDM データ品質と整合性 誤認先:DIS
MDMは「データ品質管理」に特化しており、統合プロセス全体は含まない
ERP 基幹業務管理 誤認先:CRM
ERPは基幹業務全体を統合し、CRMはその中の顧客管理に特化
CRM 顧客データ管理 誤認先:MDMやDIS
CRMは顧客データの運用管理が中心
データガバナンスツール データポリシー管理 誤認先:MDM
データガバナンスはポリシー管理が中心
BIツール データ分析・視覚化 誤認先:DWH
BIツールはデータを蓄積せず、既存データを可視化するために利用
DWH データ蓄積・分析専用 誤認先:データベース
データウェアハウスは「分析専用」に特化している

各ツールの親子関係

親子関係
iPaaS
├── DIS
│   ├── ETLツール
│   └── データストリーミングツール
├── MDM
│   ├── データガバナンスツール
│   ├── ERP
│   └── CRM
├── BIツール(連携先)
└── DWH(連携先)

参考リンク

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