まとめ
Linuxディストリビューションは、Linux(Linuxカーネル)に、様々なソフトウェアやファイルを追加したもの(Linuxカーネルとその上で動作するソフトウェアを組み合わせたオペレーティングシステム)を指します。
各ディストリビューションは異なる目的やユーザー層をターゲットにしており、それぞれ独自の特徴やパッケージ管理システムを持っています。
目次
Ubuntu
Ubuntuは、デスクトップからサーバーまで広く使われているディストリビューションです。Debianをベースにしており、Canonical社によって開発・サポートされています。
- 特徴
- 使いやすさとインストールの簡便さ
- 定期的なリリースサイクル(6ヶ月ごとに新しいバージョン、2年ごとにLTS(長期サポート)バージョン)
- 豊富なコミュニティサポート
- 直感的なインターフェース=Linuxカーネルだけでは使用できないGUIが使用できる(GNOME(GNU Network Object Model Environment)デスクトップ環境 等)
- パッケージ管理システムはAPT(Advanced Package Tool)
Debian
Debianは、安定性と信頼性を重視したディストリビューションで、Ubuntuを含む多くのディストリビューションのベースとなっています。
- 特徴
1. 広範なパッケージリポジトリ
1. パッケージ管理システムはAPT
CentOS
CentOSは、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のクローンとして始まりましたが、現在はCentOS Streamとして、RHELの次期リリースの開発プラットフォームとして機能しています。
- 特徴
- RHELとの互換性
- サーバー向けに人気
- パッケージ管理システムはDNF
archLinux
Arch Linuxは、シンプルさとカスタマイズ性を重視したローリングリリースのディストリビューションです。
- 特徴
- 最小限の初期インストール
- パッケージ管理システムはPacman