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[JavaScript] コールバック関数とは

Last updated at Posted at 2024-05-02

まとめ

コールバック関数は他の関数に引数として渡される関数で、外側の関数で何らかの処理やアクションを実行します。

※mdn web docsより

目次

JavaScriptでは関数も値

「関数を定数に代入できる=関数は値の一種として扱うことができる
JavaScriptにおける関数は、文字列や数値、配列、オブジェクトと言った値と同じように値として扱える。
つまり、定数(文字列や数値、配列、オブジェクトと言った値)が引数として関数に渡されるように、関数もまた引数として渡される。

関数の渡し方と呼び出し方

下記の基本構文にて解説する。

index.js
//関数introduceを定義(渡す側)
const introduce = () => {
    console.log('I am XX');
};

//関数sayHiを定義(呼び出す側)
const sayHi = (callback) => {
    console.log('Hi!');
    callback();
};

//introduceをコールバック関数としてsayHiに渡す
sayHi(introduce);

//以下、出力結果
//Hi!
//I am XX

解説

  • introducesayHiが関数として定義されている
  • introduceは引数としてsayHiに渡されている
  • 関数を渡すときは、関数名の後ろに()は不要
  • ()がない場合は関数の定義そのものを指す。(関数名の後ろに()があると関数が呼び出される。)

コールバック関数の流れ

  1. 引数としてintroduceが渡される
  2. sayHiが呼び出される
  3. 「引数であるintroducecallbackに代入される
  4. sayHi内の処理に書かれてるcallbackに代入される(コールバック関数を呼び出す際には、()をつける)

上記の基本構文からわかるように、JavaScriptでは関数を引数に渡すことができる。そして、この引数になっている関数のことをコールバック関数と呼ぶ。

引数で関数を定義する

前章では、既に定義してある関数をコールバック関数として渡しましたが、引数の中で関数を定義することもできます。

index.js
const sayHi = (callback) => {
    console.log('Hi!');
    callback();
};

//引数の中で関数を定義
sayHi(() => {
    console.log('I am XX');
});

//以下、出力結果
//Hi!
//I am XX

解説

  • introduceに代入していた関数をそのままsayHiの引数として記述する。
  • このように引数の中で関数を定義することもできる

関数の引数

コールバック関数には、普通の関数と同様に引数を渡すことができる。

index.js
//コールバック関数に引数を渡す
const sayHi = (callback) => {
    console.log('Hi!');
    callback('XX');
};


sayHi((name) => {
    console.log(`I am ${name}`);
});

//以下、出力結果
//Hi!
//I am XX

解説

  • 関数sayHiを定義してる(関数sayHiは、コールバック関数callbackを引数に取る)
  • 関数sayHiを呼び出す際に、引数で直接(name) => {console.log(`I am ${name}`);}と言う関数を定義しいる
    この関数は、引数にnameを取る
  • この引数nameは、関数sayHiを呼び出した際に実行される
  • (name) => {console.log(`I am ${name}`);}callback('XX')の引数('XX') を受け取り、 I am XXが出力される

非同期処理(setTimeout関数)

setTimeout関数を用いて、非同期処理を行う。

index.js
console.log('1');

setTimeout(() => {
  console.log('2')
}, 2000);

console.log('3');

//以下、出力結果
//1
//3
//2

解説

  1. 上記のコードでは、console.log('1')setTimeout()console.log('3')の順番に処理が登録される (同期処理と同じ順序)
  2. setTime関数で登録したコールバック関数(() => { console.log('2') }, 2000)は、2000ミリ秒後に処理を実行させるように、非同期的なタイミングで呼び出される
  3. setTimeout()よりも後に書かれているconsole.log('3')が先に実行される

参考リンク

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