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"WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!"発生時の対処方法

Last updated at Posted at 2020-12-25

#はじめに
前に別のハードウエアで使用していたものと同じホスト名、もしくはIPアドレスを持つ異なるホストにSSHで接続しようとすると、警告(WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!)が表示され、接続に失敗します。
RaspberryPi OSは、初期設定でホスト名としてraspberrypiが設定されているため、同じPCを使用して2台以上のRaspberryPiの初期設定をしようとすると、2台目以降にホスト名でRaspberryPiにSSH接続する際、警告(WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!)が表示され、接続に失敗します。
本稿では、SSHで接続しようとした際に警告(WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!)が表示された場合の対処法について記載します。
#使用機材

PC
MacBook Pro 16
2.3 GHz 8コアIntel Core i9
16 GB 2667 MHz DDR4
macOS Big Sur ver.11.1
RaspberryPi本体
RaspberryPi 4 Model B
8GB RAM
カメラモジュール
RaspberryPi Camera Module V2
AC充電器(RaspberryPi電源用)
ELECOM
MPA-ACUQ01WF
入力 AC 100-240V 50/60Hz 0.6A
出力 DC 3.6-6V 3A, 6-9V 2A, 9-12V 1.5A
microSDカード(OSインストール済み)
SanDisk
microSDXC UHS-I カード
32GB

#対処方法
PCは過去にSSH接続したホストの名前もしくはIPアドレスと、その公開鍵の組み合わせをknown-hostsというファイルに記録しています。SSH接続をする際に、ホストから送られる公開鍵をknown-hosts内の情報と照合し、一致しない場合には、なりすましなどによる偽のホストへの接続を回避するために、警告を表示してSSH接続を停止します。
スクリーンショット 2020-12-22 11.37.07.png

この状態を解消するためには、PCが記憶している対象のホスト名と公開鍵の組み合わせの情報を削除します。
削除には、ssh-keygenコマンドを使用します。ターミナルから、ssh-keygen -R 【ホスト名またはIPアドレス】を入力します。ここで、【ホスト名またはIPアドレス】の部分は、SSHで接続しようとしたホスト名、またはIPアドレスであり、RaspberryPiの初期設定の際は、raspberrypi.localになります。
スクリーンショット 2020-12-22 11.50.57.png
known-hostsからraspberrypi.localの情報を削除した後、再度SSH接続をすると、今度は警告は表示されず、ログインが可能になります。
スクリーンショット 2020-12-22 11.52.15.png

known-hostsは、ホームディレクトリの下の/ssh/の下にあります。
ssh-keygen実施前後のknown-hostsを比較すると、raspberrypi.localの情報が消去されていることがわかります。
####ssh-keygen実施前のknown-hosts
ホスト名 raspberrypi.loaclのエントリーが存在する。
スクリーンショット 2020-12-22 11.47.11.png
####ssh-keygen実施後のknown-hosts
ホスト名 raspberrypi.loaclのエントリーは存在しない。
スクリーンショット 2020-12-22 11.50.49.png

#参考
今回の作業の実施にあたり、下記を参考にいたしました。

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