はじめに
PowerAppsでカスタムコネクタを含むソリューションを他の環境にインポートしようとした際に、インポートエラーとなり詰まりました。この問題に関する情報がなかなか見つからなかったため、解決策を置いておきます。
この記事でわかる・できること
カスタムコネクタを含むPowerAppsソリューションのインポート方法
エラー内容
カスタムコネクタを含むソリューションをインポートするとこのようなエラーとなります。
参考記事
ここに答えがありました。
接続参照またはフローの前に、まずカスタム コネクタをインポートする必要があります。
環境のソリューションにカスタム コネクタが含まれていない場合は、カスタム コネクタのみを含む別のソリューションをインポートします。Azure ではカスタム コネクタを事前に登録する必要があるため、実際のソリューションをインポートする前にこのインポートを行ってください。
カスタム コネクタとフローを含むソリューションをインポートする場合、Azure は接続参照またはフローを登録している間はカスタム コネクタを登録できません。これは、以前に別のソリューションにインポートされなかったカスタム コネクタの接続参照にも適用されます。Azure がカスタム コネクタを登録していない場合、インポートは失敗するか、インポートを開始できません。
この記事にしたがってカスタムコネクタのみのソリューションを作成していきます。
カスタムコネクタのみのソリューションを作成
アプリを含むソリューションとは別のソリューションを作成します。
ソリューション > 新しいソリューション > 既存を追加 > カスタムコネクタ から目的のカスタムコネクタを追加します。
このようにカスタムコネクタのみが含まれたソリューションになります。
このソリューションに関する作業は以上です。エクスポートをしましょう。
アプリを含むソリューションにカスタムコネクタを含める必要はありません。
移行先でのインポート
移行先の環境で下記の順でインポートします。
- 先ほど作成したカスタムコネクタのみのソリューションをインポートする
- アプリを含むソリューションをインポートする
以上です。
まとめ
PowerAppsの情報はあまり多くなく、公式資料がわかりにくいので変なところでハマりますね。
これで救われた人がいたら嬉しいです。