はじめに
3月末まで初PMとしてプロジェクトを管理してきました。
- PG: 5名
- ウォーターフォール開発
- 開発期間: 6ヶ月(詳細設計〜結合テスト)
その中でたくさんの失敗を繰り返してきました。
今後PMを任された際に同じ過ちを繰り返さないために、
今回学んだプロジェクトを管理する上で重要と感じたことをまとめます。
1. 作業のみえる化を行う
作業の見える化は、プロジェクト管理で最も大切なことです。
各メンバーの作業が明確になり、ゴールと現実とのギャップが明確にできます。
また、作業遅延が発生した際もすぐに把握する事ができ対処が可能になります。
作業の見える化と見える化を維持する運用ルールの徹底が重要です。
見える化を実現するために、WBSや課題管理表などのツールを用いて管理される事が多いです。
ツール選定時に重要なことは、ツールのメンテナンス性になります。
ツールが扱いづらいものであると、作業状態が把握できない、最悪管理を怠り機能しなくなることもありえます。
必要十分な情報を管理できるか、管理の手間はないかはツール選定時に重要なポイントです。
2. 課題は事前に潰す
後戻りを防ぐためには、課題が発生する前に事前に潰すことが大切です。例えば、
- プロジェクト計画時に各フェーズのアウトプットを明確にする
- 要件定義時に限界値、性能目標、UIイメージを詳細に詰める
- 設計時に実装方針を検討する
- 開発フェーズにテスト方針を検討する
- コーディング前にレビュー観点を明確にする
などなど…
3. 突然湧いてきた課題と向き合う
事前に潰せる課題を潰したとしても、課題は常に発生します。
誰がいつまでに対応するか。対応するためのボトルネックは何か。そのボトルネックはいつまでに解決できるか。
これらの観点で発生した課題とは常に向き合い、管理(ツール)への反映を行う事が大切です。
4. それは誰のタスク?
そのタスクは誰がやるべきか、いつまでにやるべきかを明確にすることも大切です。
ポイントは自分で抱え込まないこと。まず他のメンバーで回せないかを考えること。
PMの仕事はプロジェクト管理と社内プロセス管理で一杯一杯になってしまいがちです。そこで自分に追加タスクを振ると
自身がボトルネックになってしまい結局プロジェクトメンバーに迷惑をかける結果になってしまいます。
時間が空くなら次フェーズの検討をするくらいがちょうど良いくらいです。
終わりに
次回のプロジェクトを回す際は一度この内容を見返して同じ過ちを繰り返さないようにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。