0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

S3オブジェクトを公開してみた

Last updated at Posted at 2020-10-13

S3でバケット作成→オブジェクト登録から、インターネット経由で閲覧、までの記録です。
AWS初学の方向けの記事となっておりますので、ご了承くださいませ。

また、誤っている点があれば、コメントをいただけますと幸いです:pray_tone1:

※本記事は2020年9月29日時点の情報です。

全体フロー

以下のフローで実施していきます。

  • バケットの作成
  • オブジェクトの登録
  • 公開の設定・確認

バケットとオブジェクトを作成して、その後公開の設定を行います。
(バケットはフォルダ、オブジェクトはファイル、と考えるととても親しみがもてました)

また、S3はオブジェクト毎にURLが付与されるため、公開設定をすればインターネットを経由して誰でも閲覧することができます。(サーバでマウントしてexportしなくても良い:couplekiss:)

バケットの作成

まずはじめに、S3バケット(フォルダ的なもの)を作成します。

AWSマネジメントコンソールから、「S3」と検索し「S3マネジメントコンソール」に移動します。

img 2020-09-29 9.14.19.png

S3マネジメントコンソールより、「バケットを作成する」を選択し、バケットを作ります。
すでにバケットを作成している場合は、下の画面のようにいくつかバケットが表示されます。

img 2020-09-29 9.20.03.png

バケットの作成画面で「バケット名」を入力します。
バケット名は一意である必要があるため、作成日を付与すると一発で作成しやすいです。

img 2020-09-29 9.21.03.png

そのほかは全てデフォルトで「次へ」を選択します。
以降のページも全てデフォルトのままです。参考に画面だけ掲載させていただきます

(2枚目・・デフォルト設定のまま)

img 2020-09-29 9.21.27.png

(3枚目・・デフォルト設定のまま)

img 2020-09-29 9.21.39.png

(4枚目・・デフォルト設定のまま)
最後に「バケットを作成」を選択します。

img 2020-09-29 9.21.45.png

ここまででバケットの作成が完了です。
S3マネジメントコンソールに作成したバケットが表示されているはずです。

オブジェクトの登録

バケット(=フォルダ)ができたので、中身のオブジェクト(=ファイル)を登録していきます。

作成したバケット名をクリックして、オブジェクトの登録を行っていきます。

img 2020-09-29 9.23.32.png

「アップロード」を選択して・・

img 2020-10-02 21.14.41.png

「ファイルを追加」を選択します。
ダイアログ画面が表示されるので(見られても良い)ファイルを選択します。

img 2020-09-29 20.58.20.png

画面に選択したファイルが表示されるので、「次へ」を選択します。
以降、デフォルトのまま「次へ」を選択していきます。

img 2020-09-29 20.59.50.png

「次へ」
パブリックアクセス権はデフォルトでは無効となっていますので、後ほど設定していきます。

img 2020-09-29 21.00.16.png

「次へ」
S3のタイプです。文末で補足させて頂いております。

img 2020-09-29 21.00.55.png

「次へ」
スクロールしてデフォルトのまま進めます。

img 2020-09-29 21.01.16.png

最後に公開するファイルを再度確認し、「アップロード」を選択します。

img 2020-09-29 21.01.29.png

ファイルがアップロードされたことが確認できると思います。

img 2020-09-29 21.01.37.png

公開の設定・確認

ここまでで、バケット(=フォルダ)を作成し、中身のオブジェクト(=ファイル)を登録するところまで完了しました。
なので、次は公開の設定を行います。

バケット(=フォルダ)のアクセス設定を変更して、オブジェクト(=ファイル)を公開します。

公開設定後は、オブジェクト毎に付与されるオブジェクトURLを用いることでインターネット経由での閲覧が可能となります。

試しに、現在の状態でインターネット経由でアクセスしてみます。
(デフォルトで設定のため、パブリックアクセス無効となっており、アクセスはできません)

作成したオブジェクトの左側にチェックボックスがあるので、選択すると「オブジェクトURL」が表示されます。

img 2020-09-29 21.05.01.png

「オブジェクトURL」のリンクをクリックしますと・・

img 2020-09-29 21.05.05.png

「AccessDenied」となり、フツーにアクセスできません。

なので、公開の設定をして、実際にアクセスできるようにしていきます。

バケットのパブリックアクセス設定

まずは、バケット(=フォルダ)のパブリックアクセス設定を行います。

バケット(=フォルダ)に対する設定変更なので、バケットの中身が表示されている画面であることを確認し、「アクセス権限」のタブを選びます。

img 2020-09-29 21.06.24.png

現在の設定は「パブリックアクセスを全てブロック」となっていますので、これをやめるため、「編集」を選択します。

img 2020-09-29 21.06.37.png

「パブリックアクセスをすべてブロック」のチェックを外し、「保存」を選択します。

img 2020-09-29 21.06.51.png

「確認」と入力をせよ、とのことなので入力します。

img 2020-09-29 21.06.59.png

これでバケットの公開設定は完了です。

オブジェクトの公開設定

バケット(=フォルダ)のパブリックアクセス設定が終わったので、オブジェクト(=ファイル)の公開を行います。

オブジェクト名の左脇のチェックボックスにチェックを入れ、「アクション」から「公開する」を選択します。

img 2020-09-29 21.09.23.png

もう一回「公開」を選択すれば完了です。

img 2020-09-29 21.09.30.png

オブジェクトURLをクリックすると、インターネット経由で閲覧できることが確認できると思います。
今回はここまでで完了となります。

補足

オブジェクトをアップロードする際のストレージタイプについて補足です。
(下にいくにつれ安価)

タイプ 特徴 耐久性
スタンダード 汎用型、高頻度アクセス向け 複数AZに跨っており、かつ耐久性99.999999999%(9が11個でイレブンナイン)
インテリジェントな階層化 高頻度用と低頻度用にアクセス階層が分けられ、30日間アクセスのないオブジェクトは低頻度アクセス層へ自動移動、アクセス頻度が不明な場合に便利 スタンダードと同等
標準IA 低頻度用(InfrequentAccess)、災害対策用のDRサイト等に有用、データ読み出し量に対し課金 スタンダードと同等
1ゾーンIA 低頻度用、複数AZに跨らないため可用性は落ちる、重要でないデータ向け 一つのAZのみであるため可用性はスタンダードと比べ少し落ちる、耐久性99.5%
Glacier データ抽出にコストと時間がかかるが安い、バックアップ保存先向き スタンダードと同等
Glacier Deep Archeive 1-2回しか使用しない長期(7-8年)データ保管向け、一番安い スタンダードと同等

参考文献

以上、長々とお付き合いいただきありがとうございました。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?