WSL2 x AlpineLinux x ClaudeCode
ClaudeCodeを使いたいけど、Windows上でClaudeCodeを動かすにはWLS2を使うしかない!
WSL2で簡単にインストールできるUbuntuほど大きいLinuxはいらない!
そんな私が行った WSL2 x AlpineLinux x ClaudeCode の備忘録。
最終的にはWindows上の任意の場所でclaudeコマンドを使えるようにします。
前提条件
WSL2にAlpineLinuxをインポート
Alpine Linuxのページより、Mini root filesystemをダウンロードします。
- ダウンロードした
alpine-*******.tar.gz
ファイルをコマンドプロンプトなどからwslへインポートする。
ファイル名やパスはAlpineLinuxをダウンロードしたパス。
wsl --import ClaudeCode c:\wsl "C:\*****\alpine-*******.tar.gz"
wslへ入る
wsl -d ClaudeCode
を用いることで、AlpineLinuxの環境に入ることができます。
もしくは、Microsoftのターミナルを使っている場合はプロファイルが自動で作成されています。
AlpineLinuxに入ったら、脳死でパッケージの更新を行う。
apk update
apk upgrade
また、ClaudeCodeに必要なパッケージがAlpineLinux(BusyBox)に不足しているのでインストールします。
apk add coreutils
npmのインストール
ClaudCodeのドキュメントを見ると、ClaudCodeのインストールにはnpm
が必要なようです。
以下のコマンドでnpmをインストールします。
apk add npm
ClaudCodeのインストール
先ほどのドキュメントを参考にClaudCodeをインストールします。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
インストールしたらClaudCodeが実行できるか確認します。
claude
ちゃんと起動できまるので、初期設定とライセンス認証などを行います。(割愛)
claudeコマンドをWindowsから呼び出せるようにする
適当なところに適当なフォルダーを作ります。
その中に、claude.bat
ファイルを作成し、以下のコマンドを入力します。
wsl -d ClaudeCode --cd "%cd%" claude %*
システムの環境変数から、パスを作成したディレクトリへ通します。
任意の場所/プロジェクトでclaude
コマンドが使えるようになりました。