Amazon Dash Buttonについて
Amazon.comが発売しているワンプッシュで商品が注文できる話題の素敵なボタンです
押すだけで家に商品が届く,素敵ボタンです.
このボタン知ってる人は知ってると思いますが優秀なIoTボタンなのです.
値段が500円にも関わらず,Flash memoryやWI-FIモジュールなどが搭載されていて
ちょっとしたHackで簡単にIoTボタンとして利用できるのです.
(参考:
Amazon Dash ButtonをただのIoTボタンとして使う:http://qiita.com/jsoizo/items/3b8bba4160f41aef20f4
Amazon Dash Buttonの仕組みとハック:http://qiita.com/dkawashi/items/e6621c4b712b509c73ec
Amazon Dash Buttonを(正しくない方向で)使ってみた:http://qiita.com/takustaqu/items/8539b33780c9675c8657
)
そんな便利ボタンなAmazon Dash Buttonですが,IoTとして使用する際に機能停止してしまう落とし穴があったので
私と同じ轍を踏まないよう残しておきたいと思います.
症状
ボタンを押してもランプが点灯せず,AmazonアプリをつかったDash Buttonの新規登録のための青いランプすら点灯しません.
再設定もできない状態です.
経緯
Amazon Dash Buttonの利用法として私が所属している研究室のドア横にあるネームプレートに設置し,押すとTwitterの私のアカウントに訪問があったことを伝えるリプライを送信するScriptをRaspberry pi3をサーバとして実行していました.
ある日,Amazon Dash Buttonを押しても赤いランプが点灯->点滅し,サーバにも届いていないという状態があったためAmazon.comのアプリで再設定を試みました.
アカウントサービス -> Dash端末 -> 端末を管理 から
端末の無効化を行いました.
その後,以前やったようにAmazon Dash Buttonの登録手順を一からやっていったのですが,
ここで大きな問題がありました.
Raspberry Pi3で起動していたサーバを停止させていなかったのです.
登録手順の途中,WI-FI設定と接続テスト(?)をしている最中にTwitterにリプライが飛んできました.
この時にはすでに遅しで,ボタンの青い点滅が消え操作不能となってしまいました.
結論として
Node.jsを使ったAmazon Dash Button用のサーバを停止させてから登録手順を踏まないとボタンが機能停止してしまいます.
サーバを建ててAmazon Dash Buttonを使用している方が2台目以降の登録を行う際には注意してください.