Difyのチャットフローで、ナレッジを指定して、チャットボットアプリを作成する手順を示します。
前提条件
Difyの設定は済んでいる状態で話を進める
目次
- 概要
- ノードの説明
- 開始
- 知識検索
- LLM
- 回答
概要
DifyでChatBotを作成する方法を解説する
ノードの説明
Difyはノードを組み合わせてRAGの情報を検索して回答を返す生成AIのChatBotを作成できる。
開始
ノードとしては開始を表し、初期設定で変数を設定できる。
今回は特に指定は無しです。
変数の設定できる種類は以下です。
知識検索
ナレッジ(RAG)に登録した名前を選択する。
ナレッジベースの部分に検索したいナレッジを指定する。
検索変数に指定する変数は通常sys.queryです。
ただし、ナレッジベースの検索に引っかかるような質問にしたい。
LLM
ここで、生成AIのモデルを指定する。ChatGPT 4oや4.1、 o3などClaude,Geminiなど指定できる。
ここではGPT 4oを指定する。
回答のためのシステムプロンプトで以下の要素を記述する。
回答
回答を出力します。通常、終了ノードを意味します。
ノードの組み合わせで途中に組み入れることも可能です。その場合、途中経過の表示で利用できる。
応答部分に前のノードの出力変数が指定されていること。
この指定で生成AIの回答を表示します。