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こんにちは。突然ですが今あなたが使っているブラウザは何ですか?
この記事を読んでいるたいていの人はChromeを使っているのではないかと思います。しかし、この世にはそのほかにも様々な魅力的なブラウザが存在します。そこで、この記事ではエンジニア(特にWEB系)という観点から比較し、自分の中でのNo.1を決めたいと思います。
今回紹介するブラウザ
- Google Chrome
- Microsoft Edge
- Firefox
- Opera
- Vivaldi
- Safari
- Brave
- Floorp
- Sidekick
1. Google Chrome
特に説明は必要ないと思いますが、世界で一番使われているブラウザです。みんなが使っているブラウザなので、問題が起きた時もネットをあさればゴロゴロ情報が落ちていたりします。特にこだわりがないのであれば、Chromeでいいのではないかと思います。機能的には足りないところがそれなりにあると思いますが、Chrome拡張を入れれば万事解決です。ただしちょっと重めで、重い処理をしていたらすぐクラッシュします。(特に拡張機能をたくさん入れると起きやすい)
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2. Micosoft Edge
Windowsに標準ではいっているブラウザです。IEや検索エンジンのBingのこともあってあまり良いイメージを持っている人は多くないかもしれませんが、使ってみると案外使いやすく(垂直タブ、Edgeバーなど)、Chromiumベースなので互換性の問題も少ないですし、Chrome拡張も入ります。標準で入っているブラウザなので、気が向いたら使ってみてください。
3. Firefox
FirefoxはChromiumベースではないブラウザです。そのため何かと 表示の違いが出る可能性 があるので、開発には(あくまで個人の感想ですが...)あまりお勧めできません。ただタブバーをカスタマイズできる機能があり、セキュリティ的にも優れていますし、UIが結構いい感じだったりするため普段使いにはお勧めできるかもしれません。
ただし、世のWEBサイトはだいたいChromeをベースに開発されているので、表示崩れなどあまりうまく動かなかったり、NHK+など使えないページも存在します
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4. Opera
Operaブラウザはネスケの時代からあるブラウザで、Chromiumベースです。比較的軽めで、デフォルトで広告ブロックがついています。UIもわかりやすく結構使いやすいブラウザだと思います。特にサイドバー機能が使いやすく、無料のVPN機能もあります。ちょうどいい感じに多機能で癖のあるブラウザです。ただし、Chrome拡張との互換性がいまいちで使い物にならないことが多いです。(一応Opera専用の拡張機能ストアもありますが数は少なく微妙。)また、Operaは「Opera Software」によって開発されていますが、2016年に中国の「 奇虎360 」に売却されています。中華企業だから悪いというつもりはありませんが、使用することにより、セキュリティ上の問題が生じる可能性があります。(国家情報法)
Opera ウェブブラウザ | 高速、安全、スマート | Opera
5. Vivaldi
OperaつながりでVivaldiというブラウザもあります。比較的マイナーなブラウザですが、熱狂的な信者を抱えることで有名です。このブラウザの特徴はとにかく多機能なことで、例えば、タブの2段重ねや何に使うのかよくわからない休憩モード、Operaにもあったサイドバー、広告ブロックなどなど様々な機能がついています。最初にOperaつながりと書きましたが、Opera Softwareの元CEOであるJon S. von Tetzchner氏らによって開発されており、Chromiumベースです。ただ一つWEB開発において微妙な点があり、開発者ツールをセレクタモードで開く「Ctrl+shift+C」というショートカットキーがあるのですが、これをVivaldiで行うと新しいメモが作成されてしまいます。一応設定で変えられます。また、Operaと同じくChrome拡張との互換性がイマイチです。
Vivaldi ブラウザ: 超絶便利。タブ管理や広告で悩まないブラウザ
6. Safari
次に紹介するのはApple製品にデフォルトで入っているSafariです。Safariはほかのブラウザに比べてWEB標準にあまり対応していないので「第二のIE」なんて呼ばれ方することもありますよね。そんなSafariですが、どうやらデフォルトではデベロッパツールは表示されないため、設定で表示する必要があるようです。機能はそれなりに充実しているようです。自分はMacを使う機会がほとんどないのであまり深く感想を言えないのですが、否定的な意見を見かける機会は少ないのでそれなりに優れているのではないかなと思います。少なくともデザインは好きです。
7. Brave
Braveは最近人気爆上がりのブラウザです。上述したOpera,Vivaldiと同様に広告ブロックがデフォルトでついています。デザインはかなりChromeに近く、「初めての脱Chrome」にはちょうどいいブラウザです。それなりに軽いですし、開発には向いているブラウザではないでしょうか。
広告ブロッカーで、セキュアで高速なプライベートウェブブラウジング | Brave Browser
8. Floorp
ここまで紹介したブラウザは比較的名の知れたブラウザだと思いますが、このブラウザはほぼ無名に近く、今の時代にかなり珍しいFirefoxベースのブラウザです。そのためFirefoxのところで述べたFirefoxの悪い点をしっかり受け継いでいます。またネットの情報も少ないです。そのため(あくまで個人的な感想ですが)あまりWEB開発には向いていないです。あとメモリを結構食います。ただ機能的にはそれなりに充実しているので、人を選ぶブラウザだと感じました。ちなみにこのブラウザは日本の学生コミュニティによって作成されているそうです。これからに期待したいですね。
9. Sidekick
最後はSidekickです。このブラウザは結構最近にできたブラウザです。仕事の生産性に特化しており、便利なサイドバー機能や、AIがメモリ消費を抑えてくれる機能があります。今回初めてこのブラウザを使いましたが、軽い印象を受けました。ただしデフォルトでついている広告ブロック機能が、Youtubeを開いてみたところ普通に広告が表示されてきたため、十分ではないようです。ただ、Chromium系のブラウザなので、広告ブロック機能の付いたChrome拡張(Adblockなど)を入れれば問題ないと思います。また、完全に日本語化がされておらず英語が少なからず存在するので、苦手な方は避けたほうがいいかもしれません。
Sidekick : download fast and secure browser for work. Remove tab clutter and be more productive!
まとめ
ということでここまで9つのブラウザを紹介してきましたが、この記事のタイトルは 「エンジニアが使うブラウザってどれがいいの?」 でしたね。ということで自分なりの結論を話したいと思います。
どのブラウザもいい感じなんですが、自分の中では、「Sidekick」か「Opera」だと感じました。理由としてはSidekickのほうはとても軽い印象を受けた上に、アカウントを切り替える機能がついていたり何かと使いやすく感じました。Operaのほうはちょうどいい具合に多機能で、デザインも比較的自分の好みに合っていたためです。あくまでも自分の感想なので「違うだろ」という人も多いのではないかと思うのですが、参考にしてみてください。