こんにちは!
生き物好きのエンジニア【JPW】です!!
今回は在職中の会社でも取り扱いのある「DX-Suite」の操作指導を受けた感想をお伝えします!
そもそもDX-Suiteってなに?
DX-Suiteという名前を聞いたことのない方は、まずこの疑問が出てきたと思います。
そこでまずは、DX-Suiteで使用されている【AI-OCR】という物についてざっと説明いたします。
OCRってなあに?
“ OCRとは? ”
Optical Character Recognition(光学式文字読取)の略で、活字や手書き文字などを画像データとして取り込み、編集可能なテキストデータ(文字コード)に変換する技術のことです。
AI-OCRはAIの深層学習によってOCRの読み込み精度をさらに上げたものになります。
じゃあどういうときに使えるの?
例を挙げると、「FAXで送られてきた注文書の内容がCSVデータで欲しい!」という際に活用できます。
①FAXで送られてきた紙の注文書をプリンターでスキャンしてPDF化
②PDF化されたデータをDX-Suiteで読み込んで項目ごとにテキスト化
③テキスト化されたデータをCSVで出力
従来のOCR技術ですと、FAX送信時に黒く霞んでしまっている文字などを認識することが難しいです。
しかし、AIの深層学習をOCRに+することでFAXの文字も高確率で読み取ることが出来ます!
こちらにAI-OCRの効率的な使い方が記述されています
(https://kyosopras.biz/blog/1056/)
実際に操作してみてどうだったか
そして実際に操作指導を受けてまず感じたことは「UIがわかりやすい」と思いました。
今回は定型的な帳票を4枚読み込んで、結果をcsvに出力するという物でした。
最初にワークフローを作成する必要があります。
対象の書類を一つ読込んで、「この位置にあるのは会社名」「この位置にあるのは合計金額」と設定します。
その設定もドラッグで囲んで名称を付けるだけなど簡単に設定することが出来ます。
初めて触る私でも直感的に操作することが出来たので、その点がすごくよかったと感じました。
RPAツールとの相性について
RPAツールによりますが、相性はいいと思います。
AI-OCRにRPAを組み合わせることで、さらに工数を削減することが出来ます!
しかし、既にRPAを扱っている企業、既にAI-OCRを使用されてる企業は検討がしやすいですが、最初から2つを利用するとかなりの費用が掛かってしまいます。
ですので、費用対効果などもしっかり視野に入れつつ検討しなくては、「使用してみたけどあまり効果を実感できなかった」や「費用に比べて利益が対して伸びない」という「RPA損」を事前に確認することが大切です。