こんにちは!
生き物好きのエンジニア【JPW】です!!
今回は、普段私がBizRobo!で開発をする際に、気を付けていることを3つ挙げようと思います!
最後まで読んでいただければ幸いです!
1. なるべく人間の動きをベースにロジックを考える
ロボットは指示をした動作をします。(当たり前ですが...)
逆に言えば指示した動作しかしてくれません。
例えば
「Chromeのアイコンをクリックする」
↓
「検索ボックスに(東京都の明日の天気)と入力する」
↓
「天気の結果をスクリーンショットする」
という処理をBizRobo!ができる最低限の処理方法で考えてみます。
①まずはchromeのアイコンをクリック。
②その次にテキストボックスにテキストを入力。
③検索ボタンクリック
④検索結果をスクリーンショット
このような流れになります。
しかし、この動作を人間がするとなれば確認をしながら進めませんか?
人間のする動作に置き換えると
①chromeのアイコンをクリック
②chromeの検索画面が立ち上がったことを確認してから文字を入力
③文字が正しく入力できたかを確認し、問題なければ検索ボタンをクリック
④検索結果をスクリーンショット
となります。
人間は想定通りの動きをしているかを確認をしながら、処理を進めます。
ロボットも確認をしてから次の処理が進むように要素を確認する動作を入れると、安定性が格段に上がります。
ではロボットでも動作を確認してから進むようにしてみましょう!
DAステップで考えてみます。
①Chromeのアイコンをクリック
②chromeが起動したことを「Application Found」で確認
③入力したい検索ボックス(検索したい文字を入力する場所)をクリック
④「Location Found」で対象の検索ボックスの"isKeyboardFocus"属性が"true"になっていることを確認
⑤検索ボックスに文字を入力
⑥「Location Found」で対象の検索ボックスに入力された文字が正しいか"TEXT"属性を確認する。(文字が入力されたら入力された文字がTEXT属性としてツリーに表示される)
⑦検索ボックスをクリック
といった感じになります。
手順は少し増えますが、この動作が人間の動きに近いのでロボットもこの動作に合わせてあげた方が安定性が高まります。