はじめ
本記事について、IT業界のインフラを支えるNW業界でよく使用される用語を記載しています。
基本的には自身のメモに代わりに投稿しようと考えたことから、本投稿に至ります。
インフラ業界のNWの位置づけ
現代でNWはとても重要であり、必要不可欠かつ、切っても切れない関係である。また、生活や仕事で欠かせない要素の必つだといえる。例えば人とコミニケションを取る手段の一つであり、モノを動かしたりすることもできる。NWを使用することで、或いは経由することで様々な用途が使用。記者はNWの監視を業務として行っているが、NWが使用できなくなれば、様々な人が困ることになる。最近では某大手通信キャリアが大規模障害が発生し、全国の人に影響が出たといわれている(何千万人らしい......)
以上を踏まえ、様々な物事から結びついていることから、NWは重要な要素と言えるだろ
用語
下記の用語は、これまで常駐していたところで、学んだ用語です。
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MDF(Main Distribution Frame)
通信事象者が作業を行う際、建物に入る電話等の回線をすべてまとめて、分配する設備や施設のことを指す
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IDF(Intermediate Distribution Frame)
MDFにて分配させた回線を、さらに分配して中継する役割を持つ設備や施設のことを指す。
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EPS(Electric Pipe Space)
電気や通信回線の配線等を管理する場所やスペースのことを指す。
上記の用語を順番に並べると....局→MDF→EPS→IDFとなる。
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機器別用語
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宅内VDSL
建物内をお店やテナントに設置させている回線終端装置。
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集合VDSL
建物内のMDF室に設置されている通信回線を一括して集約されている大元の回線終端装置。
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ONU(Optical Netowork Unit※光回線終端装置)
LANケーブルを使用し、光ファイバーから送られる光信号⇔デジタル信号に変換する回線終端装置の一種。
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ONT(Optical Netowork Termination※光加入者線終端装置)
基本的な用途はONUと同じである回線終端装置の一種。ONUとの違いは宅内に引いている回線の種類によってONUかONTが違う。
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MC(Media Converter)
信号を変換する回線終端装置の一種。ONU/ONTとの違いは、ONU/ONTは光信号断⇔デジタル信号に変換する機能を持つことに対して、MCは直接変換するのではくどちらとものケーブルを通して交換する
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ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)非対称ディジタル加入者線
電話回線を使用して通信回線であり、主に同線(メタル回線)を使用したアナログ回線を指す。
※現在では非推奨であり使用しているところは珍しい
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回線別用語
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光回線/FTTB(Fiber To The Building)
光回線の配線方式の一つ。局~建物まで光ファイバーが敷かれている。
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光回線/FTTH(Fiber To The Home)
光回線の配線方式の一つ。局~宅(エンドユーザ側)まで光ファイバーが敷かれている。
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光回線/FTTC(Fiber To The Curb)
光回線の配線方式の一つ。局~建物の周辺まで光ファイバーが敷かれている。
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光回線/FTTN(Fiber To The Node)
光回線の配線方式の一つ。
局~建物の周辺にあるノード(通信機器)までまで光ファイバーが敷かれている。
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バックボーン (backbone)/ コアネットワーク(core network) / 基幹回線網
大規模通信NWにおいて、通信事業者間の結ぶための重要な基盤回線を示す。
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NGN(Next Generation Network)
次世代NWを指す。
主にはフレッツ網を使用した回線になり、品質が改善されたサービスになる。
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PPPoE(PPP over Ethernet)
PPPという通信プロトコルを使用した接続方法。(IPv4のみ対応し、速度はそれほど早くなく、輻輳も多い)この接続方法古く最近ではIPoEに移り替わってきてる。IPoEと違い一度ISPへ接続してけら、インターネット(NW)を接続するのが特徴である。
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IPoE(IP over Ethernet)
Ethernetの利用する前提で開発された接続方法。※IPv6にも対応し、速度は早く、輻輳も少ない
PPPoEと違いISPへ接続せずとも、直接インターネット(NW)を接続するのが特徴である。
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トンネリング(tunneling)/トンネル(tunnel)
通信プロトコルを別のプロトコルでカプセル化して通信できるようにする技術。
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WDM(波長分割多重伝送方式)
波長分割多重伝送方式というNWを増幅させる伝送技術。
光ファイバーないんで信号を増加(多重化)させることで、一つ光ファイバーに複数の情報を伝送させることができる。
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説明別用語
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輻輳(ふくそう)
一つに集中して混み合うことさす。
NWで輻輳していると、速度に遅延が出たり、通信が一時的に途切れることがある。
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PON(Passive Optical Network)
光ファイバーで複数の相手に光回線を提供できるようにする仕組みのことを指す
光信号を複数に分散させて、複数に分岐させることで多数のユーザ提供できる。
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G-PON
①ギガビットを使用したPONのこと。
②上り最大速度1Gbps 下り最大速度2Gbps
③ベース技術は同期網を使用
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GE-PON
①ギガビットイーサネットを使用したPONのこと。
②上り最大速度1Gbps 下り最大速度1Gbps
③ベース技術はイーサネットを使用
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網側光回線局終端装置(OLT)
局に設定されている,、通信事業が管理している装置。
このOLTを使用して、光スプリッタを経由し顧客宅内へ光信号を届けて通信している。
この光スプリッタは電信柱のクロージャ内に光スプリッタが格納されている。
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光スプリッタ(SPL)
光信号を分散させるための機能と機器のこと。
通信事業者局から送られる光信号をOLTを通してSPLより分散させる。それによい、複数の通信加入者へ光信号を送ることができる。この仕組みを使用することにより光回線が使用できるようになる。
上記の構成を順番に並べると......OLT→SPL→ONT/VDSL→PC(エンド)となる。
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EOL(End Of Life)
製品やサービスが使用できなくなり、使用期限が切れたことを指す。
このEOLを迎えると、サポートや生産が終わり、ベンダや企業は対応してくれなくなる。
そのことから、EOLを迎える前に、バージョンアップを行う必要がある。
- NW業界では専門用語が多数あり、覚えるのが大変
- ネットで調べても出てこないとこが多い
今後も、いろいろな用語をメモしていこうと思っているので、近々第三弾のメモを投稿しようと思います。(自分のメモとして)