6
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Beaconの配置をWeb上でサクッと管理したい

Last updated at Posted at 2016-10-18

#やりたかったこと
とりあえず、簡単にWeb上でBeaconの配置を管理したい。
Beaconを設置したあとに、パワーポイントとかでBeaconの配置情報を管理することが多いのですが、パワーポイント自体がどこかに行ってしまったり、最新がどれがわからなくなってしまうことがよくある。
なので、手軽にできたらいいな〜と思って、Angular.jsで実装してみた。

サンプルをGithubにアップしています。
ローカルストレージを使って自動で保存してくれます。
https://jmasystems.github.io/Beacon-Map-Sample/

##サンプル

###画像をアップして

画像のアップロード

###Beaconをセット

登録完成イメージ

とりあえず、ローカルでメモ的に使えます。

複数フロア保存できないのはご愛嬌です。

#Drag&Drop

Drag&Dropには、ngDraggableが使いやすそうだったので、こちらを利用しています。

https://github.com/fatlinesofcode/ngDraggable
使い方は本家を見ていただければ大体わかると思いますが、簡単に導入手順を書いておきます。

※angular.jsは組み込まれている前提とします。

##ngDraggableのインストール

bower install ngDraggable

これだけ。

##htmlの修正

<script src="angular.min.js"></script>
<script src="ngDraggable.js"></script>

パスについては、各々の環境に合わせて修正が必要です。

##ドラッグエリアの指定

<div ng-drag="true" ng-drag-data="{object}" ng-drag-success="onDragComplete($data,$event)">
これがドラッグできるオブジェクトになりまーす。
</div>

<div ng-drop="true" ng-drop-success="onDropComplete($data,$event)" >
ここはドロップできるエリアになりまーす。
</div>

##jsの修正

app.controller('MainCtrl', function ($scope) {
    $scope.onDragComplete=function(data,evt){
    	//ここに、ドラッグしたオブジェクトのデータが飛んでくる。
    }
    $scope.onDropComplete=function(data,evt){
    	//ここに、ドロップしたオブジェクトのデータが飛んでくる。
    }
 };

##座標を取る
サンプルでは、ドラッグした位置に、オブジェクトを置きたかったので座標を取得して、ng-styleで反映させています。
オブジェクトの座標が、どうにもうまいこと取得できず、ちょっとアレですが以下のように取得することにしました。

<div class="drop-outer"  ng-repeat="obj in droppedObjects2" ng-drag="true" ng-drag-data="obj" ng-drag-success="onDragSuccess2($data,$event)" ng-style="obj.style">
	<div class="drop-cell" ng-mouseover="selectBeacon(obj);">
		{{obj.ID}}
	</div>
</div>
// 要素の位置を取得する
var element = document.getElementById( "beacon-drop-map" ) ;
var rect = element.getBoundingClientRect() ;

// 座標を計算する
var positionX = rect.left;	// 要素のX座標
var positionY = rect.top;	// 要素のY座標

var X = evt.event.clientX - positionX - 25;
var Y = evt.event.clientY - positionY -25;

data.style = {'left':X + "px",'top':Y + "px"};
data.X = X;
data.Y = Y;

$scope.droppedObjects2.push(data);

#地図画像もアップロードしたい。

主に、というかほとんどそのまま以下のサイトを参考にしました。
http://qiita.com/zaburo/items/f03433caa710902d599f
やりたいことが完璧にできていたので大変助かりました。

#保存する。
とりあえず、localStorageに画像データや、配置情報を記憶させているので、キャッシュクリアなどをしなければ、しばらく保存してくれてるはずです。

#これをベースに・・・
前回も紹介しましたが、BeacappのAPIと連携すれば

  • 表示するBeacon一覧を取得したり
  • ログと連携して、ユーザを表示したり
  • ヒートマップを表示したり

と色々できるようになります。

#地図に表示するということ
単純にログとして保持しておくことも大切ですが、パッと見てわかる、というのも非常に重要だと思います。
集めたデータをどのように可視化していくかというのも、今後の課題になりそうです。

6
5
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?