dump1090-mutabilityのインストール
dump1090-mutabilityのインストール自体はそれほど難しくはない。
基本的には、次の通りに行えばインストールできる。
$ git clone https://github.com/mutability/dump1090.git
$ sudo apt-get install librtlsdr-dev libusb-1.0-0-dev pkg-config debhelper
$ cd dump1090
$ dpkg-buildpackage -b
$ cd ..
$ sudo dpkg -i dump1090-mutability_1.15~dev_armhf.deb
ただし、このままだとリスタートしてもdump1090-mutability
が立ち上がらないことがあるので、以下のようにnanoで/etc/default/dump1090-mutabilityを開く。
sudo nano /etc/default/dump1090-mutability
次に以下のようにSTART_DUMP1090="no"
をSTART_DUMP1090="yes"
とする。
# Set to "yes" to start dump1090 on boot.
START_DUMP1090="yes"
後はリブートしてtopコマンド当たりでdump1090-mutabilityが動いているかどうか確認する。
Webからdump1090-mutabilityを確認する
上記のインストールではなぜかWebサーバーが立ち上がってないことがあるようなので、lighttpd
をインストールする。
$ sudo apt-get install lighttpd
$ sudo lighty-enable-mod dump1090
$ sudo service lighttpd force-reload
$ sudo reboot
後は、http://[Raspberry PiのIP Address]/dump1090/
にアクセスすればWebページが見れるはずだ。
終(または結)
エアバンド受信には必須ともいえるdump1090であるが、やってる人が少ないのか、あまり情報がない。
特にWebサーバー関連の情報は全然なくて、私自身かなりの時間をかけて調べて調べて、該当のページになんとかこぎ着けた感じではある。
通常は、ただのdump1090を落として./dump1090
で起動する方法が解説されていたりするが、これだとリスタートごとに毎回立ち上げなきゃならないので割と面倒臭いし、なんかの拍子で落ちてしまうと、落ちたこと自体気がつかず、そのまま運用とかもあり得るので、やはりパッケージインストールの方が楽だろう。