#Raspberry piでRadiko録音の問題
Raspberry piでRadiko録音する場合、通常はRaspberry Piでradikoの再生、録音で紹介されているようにInstallを行えば問題ないのだけど、ffmpegが現在apt-get出来ない状態(開発者同士のくだらない喧嘩が原因のようだ・・・死ねばいいのに!)にあるため、若干その部分の変更が必要となるようだ。
##ffmpegを別個Installする
ffmpegをapt-get出来ないので、自分でInstallしなければならない。
それに関しては、[Raspberry PiでRadikoを録音 1](Raspberry PiでRadikoを録音 1)で紹介されているように、apge-getでSource関連をInstallし、make、make installする。
ただし、ffmpegを個別にInstallするとcron部分で問題が発生するので、下記に書いてあるavconvをInstallすることをお奨めする。
##ffmpegの代わりにavconvを使用する
ffmpegをInstallすると後で書かれている通り、cron設定で面倒になるので、ここでavconvをffmpegの代わりとして使用する。
まずは、avconvをInstallする。
$ sudo apt-get install libav-tools
次に、radiko.shの143行目の下記の部分を修正する。
修正前
ffmpeg -ss ${starting} -i "${wkdir}/${tempname}.flv" \
修正後
avconv -ss ${starting} -i "${wkdir}/${tempname}.flv" \
これでffmpegの代わりにavconvが変換するようになる。また、cronで録音設定をしても問題なく、変換される。
#定期録音をする場合のcronの書き方の補足
さて、上記の方法でffmpeg等をInstallでき、さてcronを仕込む場合、若干ネットで書かれている方法だとうまく動かないようだ。
例えば下記の様に記載している例や
0 59 * * 2 ~/radiko.sh TBS
下記の様に記載している例があるが
0 59 * * 2 home/[Username]/radiko.sh TBS
しかし、これだとうまく動かないようである。
radiko.shのパスをcronで通す場合、下記の様に絶対パスで書くのが正しい(現状は)書き方である。
0 59 * * 2 /home/[Username]/radiko.sh TBS
ちなみにcronのログの取り方はcrontabがどうしても動かないときに確認すべき3つの点+αに書かれているように、次のように書けばいい(>>log.logは省略可)。
コマンド >>log.log 2>>errlog.log
##rec_radiko.shに関して
rec_radiko.shがあるが、こちらはまだ検証していない。
今使っているRaspberryは動画サーバも兼務となっているので、RaspberryPiでffmpegの処理をさせるのは処理落ちの心配もあり、当面このままの予定。