メゾットってなに?
メソッドとはプログラミングにおける何らかの処理をする命令群のことです。
メソッド名をプログラム中に記述することで、そのメソッドの処理を行うことができます。
今回は覚えておきたいメゾットを紹介します。
putsメソッド
puts(プッツ)というメソッドに対して文字列などのオブジェクトを右に記述すると、
そのオブジェクトが文字としてターミナル上に出力されます。
puts "こんにちは"
.to_sメソッド
数値オブジェクトを文字列に変換してくれます。
※文字列と数値は別のオブジェクトなので、連結することができないです.
例
number = 14
puts number + "個のりんご" #エラーになる
puts number.to_s + "個のりんご"
to_iメソッド
文字列オブジェクトに対してto_iメソッドを使うとその文字列を
数値オブジェクトに変換することができます。
※数字以外の文字列オブジェクトは全て0に変換されるので注意してください。
number = "3"
puts number + 7 #エラーになる
puts number.to_i + 7 #OK
getsメソッド
getsメソッドはユーザーからターミナルへ入力できるようにするメソッドです。
ユーザーが入力した値を文字列オブジェクトとしてプログラムに渡します。
getsメソッドが呼ばれるとターミナル画面は入力待ちの状態になります。
そこでキーボードから値を入力してエンターを押すと、getsメソッドは入力した文字をプログラムに返します。
input = gets
puts "入力した値は#{input}です"
lengthメソッド
length(レングス)メソッドは文字列が利用できるメソッドで、文字列の
文字の数を数えてくれます。
メソッドを利用するには、オブジェクトに対してメソッド名(length)を.(ドット)で繋ぎます。
puts "Hello".length
lengthメソッド応用
最初は「ペン、消しゴム、定規」という3つの要素が入っているので、3がlengthメソッドで
返ってきます。その後「メモ帳、付箋」を追加したので5が返ってきます。このように
lengthメソッドを使えば配列の要素の個数がすぐにわかります。
pencil_case = ["ペン", "消しゴム", "定規"]
puts pencil_case.length
pencil_case << "メモ帳"
pencil_case << "付箋"
puts pencil_case.length
# 結果
# 3
# 5
each(イーチ)メソッド
配列オブジェクトに対してeachメソッドを実行すると、配列に含まれる要素を順に取り出して
繰り返し処理が行われます。すなわち、配列の要素の数だけ処理が行われます。
【ポイント】
eachメソッドは配列オブジェクトや範囲オブジェクトにしか使用できません。
food = ["apple", "orange", "Lemon"]
food.each do |a|
puts a
end
# 結果
# apple
# orange
# Lemon
まとめ
メゾットについては「クラスメソッド」「インスタンスメソッド」「initializeメソッド」
など、まだまだたくさんの種類があります。
続きは次回!!