はじめに
会社から資格取得を強く言われていたので、勉強しました。
AWS使う仕事に関わらせてくれないくせに、資格は取れというストレスを抱えながらも....
2023/11にとりあえず資格は取れたました!因みにスコアは712のギリギリでしたwww
もう少し確実にというか...危なげなく合格できるように、試験中に思った「あれをやっとけばな...」というようなことも書いてます。
また、2023/9に試験がアップデートされ、CLF-C02になったわけですが、その点についても簡単に触れておこうと思います。
やった勉強
この3つだけをやりました。勉強にお金をかけたくなかったので、無料でできるものだけに手を出しました。
因みに手をつけた順に並べています。
AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (日本語実写版)
https://explore.skillbuilder.aws/learn/course/1875/play;state=%5Bobject%20Object%5D;autoplay=0
AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説
https://aws-exam.net/clf/
AWS Certified Cloud Practitioner Official Practice Question Set (CLF-C02- Japanese)
https://explore.skillbuilder.aws/learn/course/16792/aws-certified-cloud-practitioner-official-practice-question-set-clf-c02-japanese
AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C01) 試験問題サンプル
https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-cloud-practitioner/AWS-Certified-Cloud-Practitioner_Sample-Questions.pdf
もう少し詳細な勉強の説明
やったこと
基本的には、以下2つのことを実践しました
- AWS Cloud Practitioner Essentialsでインプット
- 茶店や図書館などで集中して勉強(10h程度)
- AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説で知識の定着
- 300問解いて間違えた問題をしっかり復習(10h程度)
以下の2つはおまけ程度で、試験2日前くらいに1回解いただけです。
- AWS Certified Cloud Practitioner Official Practice Question Set (CLF-C02- Japanese)
- AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C01) 試験問題サンプル
ダラダラ勉強してたので、正確な勉強時間はわかりませんが、20hくらいかかったんじゃないかと思います。
課金や事前知識の有無で勉強時間は変わりますが、他の記事でも20hくらいと見かけるのでそのくらいの時間が目安だと思います。
AWS Cloud Practitioner Essentialsで知識のインプット
知っている方もいるかと思いますが、AWS skill builderで提供されている、学習コンテンツです。
非常に分かりやすく、常に最新のAWSの情報が動画・文章で説明されています。クラウドを触ったことなかった私としてはどういうビジネスモデルでAWSがサービスを展開しているのかなど、純粋に好奇心を満たすことができたため資格勉強抜きにしても面白かったです。
因みに私はこのサイトを見て、気になったところをノートにまとめ、寝る前に読み返したりしてました。
AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説で知識の定着
無料で公開されている問題集で、多くの人が勧めているサイトです。
このサイトで問題を300問解き、知識の定着をさせました。
ただし、いくつか注意点があります↓。
- 問題文が意味不明
- 解説がよく分からない
- 問題が古い
- 新しく追加された内容が反映されてない
- 同じ問題が再掲されたり...
最初はイライラしましたが、各問題にあるコメント欄に詳細な解説を投稿してくれている先人たちがいます。
荒らしコメントも見かけますが、本当に偉大な先人もいるのでコメントの活用を強くお勧めします。
また後の人のために、気づいたことがあれば積極的にコメントしてあげましょう!
そして、間違えた問題や知らなかったことなどは、AWS Cloud Practitioner Essentialsを読み込む際に作ったノートに付箋を貼ったりしてノートを充実させてました。
こんな感じで↓
アナログなやり方ですが、夜寝る前などに読み返すと記憶に残るし、紙なので寝つきが悪くならないし、私はこのやり方でずっと勉強してます。
AWS Certified Cloud Practitioner Official Practice Question Set (CLF-C02- Japanese) ,AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C01) 試験問題サンプル
試験の2日前に、本番の問題がどの程度の難易度かを確認するために、公式で展開されている問題を解きました。
普通に2,3問間違えて、ヤバくね?て思いましたwww
試験当日
所感
65問中20問くらい分からない問題がありました。逆に言うと45問くらいはSkill BuilderとWEB問題集でカバーできました。
一方で分からなかった20問については、上記サイトでカバーできてないかというとそうではないです。
1、2問これ試験範囲だっけ?てなったものもありましたが、ほとんどはSkill Builderには載っていたが、WEB問題集には無い(又は殆ど無い)内容の問題でした。
Skill Builderの中で説明されてたやつだ!でもなんだっけ?というのが17,8問というところでした。
「やっとけばよかった」と試験中に後悔したこと
AWS Cloud Practitioner Essentials
AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説は古い内容であり、今のCloud Practitionerの試験範囲をカバーできてない部分があります。
合格してから知ったんですが、どうやら2023/9/19を境に試験がアップデートされ、出題範囲や設問割合が変更されてたらしいです。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/training-and-certification-coming-soon-updates-to-aws-certified-cloud-practitioner-exam/
何が言いたいかというと、WEB問題集だけでは知識面で不足があるということです。
どこが不足しているかは、ノートを作り、付箋を貼ったりすることでだいたい分かりますが...
ひとまず個人的に不足気味だと感じたところを列挙します。
- AWS クラウド導入フレームワーク (AWS CAF)
- 移行戦略
- AWS Snow ファミリー
CAFとは?などの問題は出題されず、CAFのどのフレームワークはどういうコンセプトで、どういったメリットがあって~、というような細かい粒度感の問題が出題されます。
そしてWEB問題集だけではそういった細かい粒度感の問題には対応できないです。
こういったところを自分の中で咀嚼して整理したり、課金して問題を解いて対策しておくともっと良いです。
AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説
WEB問題集はスクロールするとサービス別に問題がまとめられています。私は試験前、サービスごとの問題数に着眼し、問題数が少ないものはあまり問題が追加されていない(=あまり出題されない問題)と解釈して、疎かにしてました。
で、試験当日になってみたら、普通に出題されてました。むしろ結構でてました。
一応対策はしてたものの、WEB問題集だけでは不十分でした。
出題数が少ないサービスについては、Skill Builderで確認をしたり、ググって調べたりすればよかったと、後悔しました。
こういう↓1問しかないサービスなどは特にしっかり調べておく必要があります。
結局英語
試験問題を解いていて、日本語で読んでも意味が理解できず、英語表示にしてようやく意味が理解できる、ということが15問くらいありました。
なので英語に慣れておくことも結構大事かなと思いました。
日本語で受験しても、英語表示への切り替えはクイックにできるので、問題文や選択肢の意味をうまく咀嚼できない場合に英語で読むなどで十分です。
CLF-C01→CLF-C02のアップデートと受験した所感
2023/9に試験がアップデートされ、主に以下の2つが変更されました(詳細はここを確認)。
- 試験問題の配分(分野ごとの出題数の比率が変化)
- 出題範囲(対象サービスが64から130に増加)
私は今回の受験が初めてのため、CLF-C01と比べてどう違うか、という点は分かりません。
ただWEB問題集やSkill Builderだけで対策をしていて、ギリギリとはいえ合格しています。
なので試験対策に関しては、アップデート前のやり方ではダメということは無いように思います。
できるなら課金した方がいい
AWSに関わらず、試験対策は学習→演習の繰り返しだと思います。
AWSがSkill Builderで無料公開しているコンテンツを利用すれば、学習は賄えると思います。
しかしながら、演習の部分については結構厳しいです。
AWSが無料公開している数は非常に少ないですし、無料で公開されてるものは正直質が良くないです。
まあ、WEB問題集に掲載されてる問題と同じよう問題が本番で出題されてましたが...
ほんと一部の話で400問あるうちの半分くらいは役に立たないんじゃないかと思います(散々お世話になってどうなんだとも思いますが...)。
結局最短で合格を目指すなら、課金はした方がいいです。
最後に
みんながUdemyなどで課金して勉強している理由が分かったように思います。
お金をかけずに勉強しようとすると、自力で情報を集め、正しいか吟味しなくてはならないからです。
実際WEB問題集だけだと、どこまでが試験範囲か本当に分からなくなります。
2,3千円払ってスキップできるなら、そっちの方がコスパいいのかもしれないですね。