はじめに
python、GPT、ソフトからハードまで勉強中です。
さっそく本題
PythonでJanomeインストール時トラブル対応の備忘録
問題点
仮想環境下で、
pip intall janome
実行し、Jupyter labを用いて作業をすると以下トラブった。
調査、対応策
まずpip install janomeのときに以下のようなdependency informationが、、(何か悪い気がしていた。。。
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管理者権限で再度インストール → 変わらず。
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カーネル制御実行 → OK!!!!
pip install ipykernel ipython kernel install --user --name=<仮想環境名> jupyter notebook
※以下ブロクが大変参考になりました。感謝致します。
実行結果
ちなみにせっかくなので
ipython kernel install --user --name=<仮想環境名>
ここを深掘りします。(chatGPTが
IPythonカーネル
プログラム実行環境の一部特に対話型のプログラムやスクリプトの実行に関連しています。
IPythonカーネルは、IPythonと呼ばれる対話型のPythonシェルを裏で支えるコンポーネントです。
IPythonカーネルを特定の仮想環境にインストールすることで、その仮想環境内でのPythonプログラムの実行環境を構築することができます。具体的には、以下の理由からプログラムを実行できるようになります。
分離された環境: 仮想環境は、プロジェクトごとに独立したPython実行環境を提供します。プロジェクトごとに必要なライブラリや依存関係を独自に管理できるため、異なるプロジェクトでの競合や混乱を防ぐことができます。
ライブラリ管理: 各仮想環境は、そのプロジェクトに必要なライブラリやパッケージのインストールを行えるため、特定のプロジェクトに必要なツールやライブラリを簡単にセットアップできます。
環境の再現性: 仮想環境を使用することで、特定のプロジェクトの環境を簡単に再現できます。他の人が同じプロジェクトに参加する際にも、同じ環境を構築して共同作業が行いやすくなります。
カーネルの切り替え: IPythonカーネルを特定の仮想環境にインストールすることで、その仮想環境に対して独自のIPythonセッションを持つことができます。異なる仮想環境間で切り替えてプログラムを実行できます。
要するに、IPythonカーネルを特定の仮想環境にインストールすることは、プログラムの実行をより管理しやすく、環境を整理し、プロジェクトごとに適切な設定を行うための手段となります。
Pythonでのカーネル設定の重要性とその意義
プログラムを書く際、適切な環境設定は大きな影響を与えます。特にPythonの場合、プロジェクトごとに環境を管理することが重要です。ここでは、Pythonでのカーネル設定の重要性とその意義について簡潔に説明します。
1. 依存関係の管理: Pythonプログラムは様々な外部ライブラリやパッケージに依存しています。しかし、異なるプロジェクトで異なるバージョンのライブラリが必要な場合、うまく管理しないと問題が発生します。カーネルを設定することで、プロジェクトごとに依存関係を独立して管理し、競合や混乱を避けることができます。
2. 環境の再現性と共有性: プロジェクトを他の人と共有したり、将来的に同じ結果を再現したい場合、実行環境の一貫性が必要です。カーネルを使用してプロジェクトごとの環境を構築することで、他の人とも同じ環境を再現でき、共同作業がスムーズに進みます。
3. 名前空間の分離: カーネルを設定することで、仮想環境ごとに異なる名前空間が作成されます。これにより、各プロジェクト内で定義された変数や関数が他のプロジェクトに影響を及ぼすことがありません。名前空間の分離はコードの安定性を保つために不可欠です。
4. カーネルの切り替え: カーネルを使用することで、異なるプロジェクトごとに異なるIPythonセッションを使い分けることができます。これにより、各プロジェクトごとに独自の設定や変数を持つことができ、コードの実行やテストが簡単に行えます。
Pythonでカーネルを設定することは、プログラムの品質と管理性を向上させるための鍵です。依存関係の管理、環境の再現性、名前空間の分離、カーネルの切り替えといった側面が、プロジェクトの成功に大きく貢献します。正しいカーネル設定は、プロジェクトをより効果的に進めるための一歩と言えるでしょう。
まさに1.の依存関係の管理に該当したのでは?
いい学びになった。
最後に
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。