リモート追跡ブランチから、ローカルで作業用のブランチを切る際、いちいちブランチ名を入力するのがめんどくさいと感じている方へ
以下のエイリアスを設定することで、現在のブランチ名を基に新しいブランチを簡単に作成して切り替えることができます。
エイリアスの設定
git config --global alias.nb '!f() { git switch -c $(git rev-parse --abbrev-ref HEAD)_#$1; }; f'
使い方
現在のブランチから新しいブランチを作成したいとき、次のように入力します
git nb <新しいブランチ名>
例えば、現在のブランチが main で、main_#0001という新しいブランチを作成したい場合
git nb 0001
これにより、main_#0001 という新しいブランチが作成され、切り替えも自動で行われます。
説明
エイリアスの定義
git config --global alias.nb '!f() { git switch -c $(git rev-parse --abbrev-ref HEAD)_#$1; }; f'
! の後に続く部分は、シェルのコマンドとして実行されることを示しています。
f() { ... }; f で、f という関数を定義し、その後すぐに呼び出しています。
また、エイリアス名を例としてnbとしていますが、ここは場合によっては使いやすいように修正可能です。
$(git rev-parse --abbrev-ref HEAD)
この部分で、現在のブランチ名を取得します。これがブランチ名のベースになります。
_#$1
この部分は、引数 $1 を使って新しいブランチ名に追加する部分です。
ここを場合によって、#がいらない場合は省いたり、ユースケースに応じて修正してください!
まとめ
このエイリアスを使うことで、ブランチ名の命名が一貫性を持ち、作業効率が向上します。
また、これを応用すればブランチ作成ではなく、切り替えのみ行う場合も同様に行えます。
ぜひ試してみてください!