日々の勉強のアウトプット用です。
LANとWANの話
そもそもLANはLocal Area Networkの頭文字からきており、近距離でネットワークのことを言います。
それに対してWANはWide Area Networkの頭文字からきており、遠距離間でのLANを繋ぐネットワークを意味しています。
コンピュータがデータをやり取りする方法は専用回線方式と交換方式があります。
専用回線方式はコンピュータ同士が直接回線でつなげる方式に対し、交換方式は回線の間に交換機のようなものを置くことで3台以上のコンピュータとの通信を可能にした方式です。
なお、交換方式には回線交換方式とパケット交換方式の2種類があります。
回線交換方式は送信元のコンピュータから送信先のコンピュータへの経路に交換機で繋ぐ方式です。
パケット交換方式は通信データをパケットという単位に分割し、それを交換機が適切な送信先に送る方式です。
LANの接続形態(トポロジー)はスター型、パス型、リング型の3種類ある。
スター型:ハブから放射線状にコンピュータに接続する方式です。
バス型:1本のケーブルに多くのコンピュータを接続させる方式です。
リング型:多くのコンピュータをリング状に繋げる方式です。
インターネットとそれを構成する装置(用語集)
SMTP(Simple Mail Transfer Protocol):インターネット環境において、クライアントからサーバにメールを送信したり、サーバ間でメールを転送するのに用いられるプロトコル。
サブネットマスク:IPアドレスをネットワークアドレスとホストアドレスに分割し,複数のより小さいネットワークを形成するために使用する32ビット(IPv4では)のビット列。
プロトコル:ネットワークを通じてコンピュータ同士が通信するための約束事。
OSI参照モデル:プロトコルを7つの階層に分けたモデル。上位層からアプリケーション層、プレゼンテーション層、セッション層、トランスポート層、ネットワーク層、データリンク層、物理層がある。
HDLC手順:OSI基本参照モデルのデータリンク層のプロトコルで高効率・高信頼性を目指した伝送制御手順の一種です。同期制御に任意のビットパターンを連続して送信可能なフラグ同期方式を採用し、パリティでは検出できないバースト誤りも検出可能であるCRC方式を採用している。また、HDLC手順はデータリンク層のプロトコル。
MIME:Multipurpose Internet Mail Extensionの略。ASCII文字しか使用できないSMTPを利用したメールで、日本語の2バイトコードや画像データを送信するための仕組み。
リピータ:物理層の中継機能を果たす装置。ケーブルの流れる信号を増幅させる。
セグメント:無条件にデータが流される範囲。
ブリッジ:データリンク層の中継機能を果たす装置。流れてきたパケットのMACアドレス情報を確認した後、必要があれば他のセグメントへパケットを流す。
MACアドレス:ネットワークカードに付いている番号。イーサネット通信で利用される。
ゲートウェイ;トランスポート層以上が異なるネットワーク間でプロトコル変換での中継機能を果たす装置。プロトコルの差異をこの装置が吸収・変換してお互いの接続を可能にする。