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「成長頭打ち」と感じたエンジニアは筋トレに励め。

Last updated at Posted at 2018-02-03

私は30代前半のスモールエンジニア・データサイエンティスト・データアナリストです。ビジネス側の世界からやってまいりました。そして、スクラムマスター見習いなうです。

今回の投稿は絶賛「筋トレ」のおすすめです。

実は、2018年1月からフィットネスジムに通い始めました。まだ1カ月。ただ、手前味噌ではございますが、この1カ月で社会人としてのマインド・振る舞いが大きく変わったと感じています。

成長頭打ちになった時。人は知識や経験が突然増えることはありません。でも心と体はたった1カ月でも大きく変えることができます。その結果、仕事上での日々の行動や考え方が変わり、自分自身にも組織にもポジティブな影響が出てくると考えます。

そして私は、エンジニアにこそ筋トレ習慣をお勧めします。
私の1カ月の実体験をありのままにお伝えし、少しでも自律的に、ポジティブに、そして成長できる方が増えること願います。

筋トレを始めた経緯

筋トレを始めたのは、プロジェクトのエースエンジニア(30代中盤の男性社員)にご飯を食べているときにお勧めされたのがきっかけです。
そして、

から、フィットネスジムに契約し、筋トレを始めてみることにしました。

具体的に取った行動

スポーツジムに通うにあたり、本や先輩からの助言もあり、これまでの生活習慣に以下の行動を取組みました。

  • 平日は、週3回仕事の帰りにジムに通った。(一人身なので夜の21時~22時くらいから)
  • 土日は、朝にジムに行った。
  • 食生活を若干見直し。
    • 足りないタンパク質を補うために、飲むヨーグルトに混ぜてプロテインを飲み始めた。
    • 魚を食べることが少ないので、フィッシュオイル(EPA・DHA)を朝とる。
  • 運動後もお湯にプロテインを混ぜて飲む。

1カ月で生まれた変化

以下は、私がこの1カ月で変わったと思うことを列挙します。おそらく、以下の箇条書きそれぞれには相乗効果や関連性があるのかと思いますが、詳しいことはよくわかりません。

1. 本当にやる気がみなぎってきた!

専門家でないのですが、筋トレをするとテストストロンという成分が分泌されるようです。男性に多く分泌される男性ホルモンらしいです。精神的にやる気がおき、脳の認知機能を高めるらしいです。
仕事や私生活のストレス解消になるに加えて、仕事へのモチベーションがなぜか非常に高まったのを感じます。

2. ジム行くとやっぱり疲れる。その結果、良く寝れるようになった。

私の場合、家からジムが徒歩5分圏内のため、夜の9~10時の間に1時間~1時間ほどランニングや筋トレをしました。その結果、(最近は慣れてきたが)体は疲れるようでとてもぐっすり寝れるようになりました。朝は、逆に良く寝れてこれまでよりスッキリして気持ちが良いです。良く寝れると仕事にもポジティブな影響が出ます。思考が深まり、集中力が高まる。ゾーンに入る期間が増えたように感じます。

3. 体つきが変わり、自信がつく

お尻の大きさが昔から気になっていたり、最近腹筋がビール腹だったりしたので、今現在コンプレックスに感じている部分を中心に運動しました。またフットサルが好きなので足腰も鍛えたりしました。するとたった1カ月でも、日々体が引き締まっていくのがわかります。お尻もだいぶ小さくなりました!コンプレックスが小さくなると、人間非常に全能感が出てきて自信がつきます(テストストロンの影響もあるかも。)

ちなみに、私のスポーツジムでの活動は、以下の通りです。

  • 30~50分、ランニングマシンで走る。
  • 小さな片手で持てるダンベルを左右持ち上げる運動
  • 腹筋運動
  • レッグプレスによるお尻あたりの筋トレ
  • レッグカールによる太ももの裏の筋トレ
  • 最後に、マッサージチェアーでダラダラ^^

4. おなかすく!ご飯がおいしい!食べまくても罪悪感なし!

体に筋肉がつくことで、基礎代謝が上がったのでしょうか。お昼になると非常におなかがすきます。そしてご飯がとてもおいしくなります。ご飯がおいしくなると、コンビニ飯ではなく、外のお店でランチしたくなったり。職場の人とランチに出かける回数が増えました。コミュニケーションが増え、仕事にもポジティブな影響をもたらしていると感じます(キャッシュアウトは少し増えましたが笑)。
そして、重要なのでは**たくさん食べても罪悪感なし!**ということ。だって、後で筋トレすればよいもん。逆に大好きなビールには少し罪悪感も。

ちなみにこれは余談ですが。私は以前にタバコを吸っていました。「タバコをやめるとご飯がおいしくなる」とはよく言いますが、恐らく同じレベルでご飯がおいしくなります!

5. 視野が広くなる、イライラしなくなる。

心身ともに健康になると、より前向きに、そして心に余裕ができて視野が広くなった気がします。例えば、この1カ月で少しづつ早く会社に行くようになり、始業前にプロジェクトルームに掃除機かけたりするように。(ちなみに我々のプロジェクトルームには掃除の方が入ってこれない。)
組織内個人の問題は、組織に何かしらの問題があり、それが個人のマインドに影響している、その要因がなんだろう?**と考えられるようになった。

6. 筋トレの中毒性が生活にリズムをもたらす

筋トレは少し中毒性があるかもしれません。筋トレを続けてると、今日もジムに行きたい!と感じるようになります。そうするとジムに行くために時間をどのようにスケジュールするか、見直しが始まりました。私は家で勉強できないタイプの人間です。フラリーマンというのでしょうか、カフェで勉強したり本読んだりしてから帰ります。その結果、家に帰ってご飯食べ、22時くらいからテレビ見ながらぼ~としている時間がありました。それが、ぼ~とするならランニングマシン上でぼ~としようという行動に代わりました。幸いにも私の通うジムのランニングマシンにはテレビがついており、アメトーーーク見ながらランニングしています。普段ボ~とする時間を、ジムという場所にリプレイスすることで、時間という観点での損失がなく、ジムに通えるようにに心がけています。

若干中毒に。ジムに行くために時間を切り詰めたりとスケジューリング機能が働いた。

7. 少し論理的になった気がする

これは体感。健康状態(睡眠よくできている)とかに依存しているのかも。

8. 職場でのコミュニケーションがよくなった

普段はSlackやGit上で会話してしまうことが多く、Topicの重要性に関わらずオンラインで済ましてしまうことが多かったです。オンラインでの会話の方が楽ですよね。小さなbugのMergeRequestなら、オンラインだけで完結すべきかもしれません。ただ、オンラインだけだと、どうしても作業のやり取りになってしまい、それ以上の発展性や深い議論ができないことがありました。

ただ、この一週間、上述の通りポジティブやる気に満ち溢れており、みんなと議論したい・
人前で話したい
と感じるようになっています。
その結果、色々課題提起や相談等も直接のコミュニケーションですることが増え、エンジニアの皆さんとの関係がいい方向に行っている気がします。

なぜ、エンジニアほど筋トレをしてほしいか。

職場によりけり、人によりけりですが、こんな悩み抱えている人、周りにも多いのでは!?

  • ずっと、デスクワーク。そもそも健康に良くない。運動したほうが良い。
  • ずっとコード書いてて、しゃべる機会が少ない。急にしゃべろうとするとうまくしゃべれない。
  • 普段しゃべらない。オンラインでの会話ばかり。一歩話かける、ディスカッションを仕掛ける勇気が出ない。
  • 組織の閉鎖的な雰囲気をぶち壊したい・改善したい。でもその勇気が出ない。
  • コード書くなら、ゾーンに入り続ける集中力がほしい。
  • スクラムのフレームワークでスクラムマスターのマネジメントロールを襲名している。ただ、うまくいっていない。もっと良くしたい。

これら、すべて筋トレで解決できると考えます。

冒頭に記載した通り、エンジニアリングの世界は日々新しい技術が出てきて、常に学び自信をアップデートしなくてはいけないと思います。ITの世界はそのスピードが極端に早く、とても知的好奇心を満たされる、素晴らしい職業・業界だと思います。
一方で、続けるということは非常に大変で難しいことです。成長意欲とやる気とその行動を継続するには、外部的な刺激から生まれるのではなく、内発的な動機から生み出す以外には無理です。それには心身を健康に保つことが前提にあると気付いたのがこの1カ月です。

もし、成長頭打ちと感じたら、生活を見直し、習慣を変えましょう。習慣を変えることは10年後の自分に投資をすることです。

# 最後にデメリット
最後に、デメリットかわかりませんが。

  • プロテイン、意外に高い(2~3000円くらい)
  • 華金の夜もジムに行きたくなり、自分から飲みを誘うことが減った。
  • 一人で楽しく時間を過ごせる。(一人身の人には心配。)

以上です、ありがとうございました。
私は本の関係者でもプロテインからバックマージンもらっているわけでもありません。

@Ishio Twitter

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